今夜は、こくたさんを囲むつどいでした。

2019年10月26日

 昨夜、パソコンで作業中に、突然、「ピー」という金属音が鳴って、画面に、「システム警告 Windowsセキュリティシステムが破損しています」などと書かれた、囲みのメッセージが現われました。数ヶ月前にも同じことが起こり、パソコンを購入した業者に相談したら、「悪質なソフトウエアをインストールさせて、最終的にはクレジットカードの購入をすすめるほぼ詐欺に近い悪質なソフトです。絶対に更新ボタンを押さずに、強制終了してください」というアドバイスを受けました。今回も、強制終了して、事なきを得ましたが、こんな詐欺まがいの行為は、やめてもらいたいものです。

 午前中は、大宮南支部のみなさんと訪問・対話行動にとりくみました。後援会員を訪問し、「目前に迫った京都市長選挙で、今度こそ市政を転換したいので、支援をお願いします」と訴えると、どこでも、「大宮交通公園に消防署を持ってくるなんて」「外国人観光客の呼び込みのために、ホテルをどんどんつくり、市バスも渋滞、何とかしてほしい」など、市政批判が噴出し、「赤旗」日曜版読者が1人増えました。行動後、上賀茂健康友の会の上賀茂健康まつりに顔を出して、1皿200円の、安くておいしいおでんをいただきました。

 午後は、読者集金にまわりました。午前中の訪問・対話行動でもそうでしたが、どこでも、「なんで、同じ所に災害が続くんでしょう」「泣きっ面に蜂ですね」などと、台風19号による被害から復旧途上の関東地方、東北地方に豪雨が襲ったことが話題になりました。京都新聞の夕刊によると、千葉県では15河川が氾濫し、千葉・福島では、豪雨による死者が10人にもおよびました。福島県、宮城県などは、8年7ヶ月前の大震災と原発事故からの復興半ばでのこの災害ですから、ほんとうにたいへんな事態だと思います。国をあげての復旧・復興への支援が必要です。

 今夜は、衣笠・金閣後援会主催で、偶数月の最終の土曜日の夜に開催している「こくたさんを囲むつどい」でした。井坂市議が、京都市の嵐電白梅町駅の改修計画の問題点について報告し、私は、「原発マネー」環流問題と水道事業の広域化・民営化問題について、府議会の論戦の状況を報告しました。こくた恵二衆議院議員・国会対策委員長は、高知知事選挙を勝ちにいくとりくみ、志位委員長が野党共同会派に招かれて尖閣問題で懇談するなど、野党共闘が新たな段階に向かっていることを報告しました。

菅原経産大臣が辞任しました。

2019年10月26日

日本共産党は、臨時国会では、災害復興支援、消費税5%にもどして景気回復、「原発マネー」環流はじめ数々の腐敗の徹底追及、改憲許さないたたかいなど、野党の共闘を前進させ、安倍政権を追い詰めています。11月9日(土)午後2時から、京都アスニー第8研修室で、こくた恵二衆議院議員・国会対策委員長、井上さとし参院国会対策委員長、倉林明子参議院の京都選出の国会議員勢揃いで、日本共産党「国政報告会」が行なわれます。こぞってのご参加をお願いします。

菅原経産相は、本日の朝、公設秘書が支援者の通夜で香典を渡したとの公職選挙法違反疑惑が週刊文春で報じられたことなどを受け、安倍首相に辞表を提出し、受理されました。9月の第四次安倍再改造内閣発足から1ヶ月余での主要閣僚の辞任で、第二次安倍政権以降では閣僚の辞任は9人目となります。首相は「任命責任は私にあり、国民に深くおわび申し上げる」と述べましたが、謝ってすむ問題ではありません。また、菅原氏本人は、「私の問題で国会が停滞し、法案審議ができないということは本意ではない」と辞任の理由を語りましたが、国会と国民に説明責任も果たす、大臣辞任で逃げることは許されません。国会に出て来て、説明責任を果たすべきです。

 野党共闘の要。日本共産党国会対策委員長のこくた恵二衆議院議員の新しいポスターが届きました。衆議院の解散・総選挙の時期は流動的ですが、いついかなる時に選挙が行なわれても、今度こそ、京都1区でこくた恵二衆議院議員を野党統一候補に押し上げて勝利をかちとる決意をこめたポスターです。

 今夜は、約1ヶ月ぶりに歯医者に行き、歯ぐきのチェックをされました。けっこう痛みがありましたが、「しっかり歯ブラシされているので、歯ぐきはよくなっています」とほめられました。診察の直前に、しっかり歯磨きを行なった甲斐がありました。敗者復活です。

決算特別委員会の現地調査2日目。

2019年10月25日

 昨夜のNHKの「クローズアップ現代+」は、「原発マネー」環流問題で、100人の関係者の証言をもとに、問題の核心に迫りました。番組では、高浜原発3,4号機の新設をめざしていた関電にとって、1979年のスリーマイル島での原発事故によって高浜町でも起こった原発反対の運動を抑え込むために、元助役の力を必要としたこと、関西電力が突出して原発に依存していたために、1990年代から関電プラントの顧問に就任していた元助役から金品の受領が始まっていたこと、2004年の5人の犠牲者が出た美浜原発事故後に、関電は原子力事業本部を美浜町に移し、幹部を現地に常駐させ、その幹部らに元助役からの金品受領が巨額になっていたこと、2011年の福島原発事故以後、安全対策費に莫大な費用がかかり、旧助役の関連会社に多額の工事が発注されるようになったことなどが、明らかにされました。なお、番組では、関電からの多額の寄付金が高浜町役場関係者に渡っていたことを議会で追及した、日本共産党の渡邊孝町議も紹介されていましたが、日本共産党町議ということは紹介しませんでした。いい番組でしたが、NHKの限界も感じました。

決算特別委員会の現地調査2日目、午前中は、都市計画道路 東中央線の建設事業について調査し、仮称「木津川橋」の現場を視察しました。平成30年度決算で8億円の繰り越しがあったことがわかりました。
午後はまず、けいはんなロボット技術センター事業を調査し、その後、京田辺市にある京都府発達障害者支援センターで、発達障害者支援体制整備事業とこども発達支援体制整備事業を調査しました。ロボット技術センターは、かつての「私の仕事館」のあとにできた、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)の中に入っていますが、KICKは、広大なオープンスペースがあるけれど、イベント以外はそれほど利用がない様子でした。

 今夜は、日本共産党京都府会議員団の議会報告・予算予算要求懇談会でした。参加者からは、「児童相談所の職員体制について少しは改善されたが、まだまだ数が足りない。京田辺支所には一時保護所がない。宇治は満杯状況だ」「舞鶴の中学校の職業体験で、自衛隊にいった生徒が、20ミリ機関砲を撃つ訓練をさせられた」「変形労働時間制の導入について、中教審委員でもある府教育長は『研究する』と言っている」「北陸新幹線の延伸より、堤防の強化など防災対策を」「公立病院の再編計画について、京都府に反対をするよう要請した。『府としては国の計画に与しない』とは述べたが、反対表明はしなかった」「水道の広域化・民営化の動きに危機感を持っているが、担当の職員は展望を持っていない。国・府の技術的・財政的支援が必要だ」など、たくさんの意見・要望が出されました。今後の府議会論戦や来年度の予算要望に生かしたいと思います。

選挙区の住民に対しメロンやカニなどを贈っていた「有権者買収疑惑」が国会で追及されている菅原経産相に、今度は、有権者に対し、公職選挙法で禁じられた香典や供花・枕花を贈っていたという疑惑が浮上しました。政権内部からも、「もうアウトだろう」という声が出ています。こんな人物を経産相にしたのは、計算違いではすみません。安倍首相の任命責任が問われます。

決算特別委員会の現地調査1日目でした。

2019年10月23日

 府議会は、決算特別委員会の知事総括質疑が、28日(月)に行なわれ、日本共産党からは、島田議員と私が質問に立ちます。日本共産党の出番は午後2時半頃からの予定で、島田議員、私の順です。私は、「原発マネー」環流問題と水道の広域化・民営化問題を追及する予定です。KBSテレビで放映され、京都府議会ホームページでもライブ中継されるので、ぜひ、ご覧下さい。

今朝は、御園橋西詰で、玉本市議と西賀茂・大宮後援会のみなさんと早朝宣伝を行いました。今日は、決算特別委員会の現地調査があるので、最初に訴えさせてもらって、早めに抜けさせてもらいました。

府議会は、決算特別委員会の現地調査1日目、午前中は、黄檗山萬福寺で歴史的建造物等保存伝承事業を、京都府営水道宇治事務所で府営水道施設更新・耐震化事業を調査しました。後者では、地下14メートルの工事現場を視察しました。
 午後は、JR奈良線複線化・高速化事業及びJR奈良線玉水駅橋上化等事業について調査しました。JR玉水駅は橋上化され、東西自由通路もできて、東西にエレベーターも設置され、利便性が向上した現場を視察しましたが、地元要望による橋上化事業であるため、JRは現駅舎の減耗相当部分にあたる、総事業費約6.9億円のわずか2.7%しか負担していなことがわかりました。

 今夜のNHKのニュースで、関西電力の経営幹部らに多額の金品を渡していた福井県高浜町の元助役が、すでに報道されている「吉田開発」以外に、原発関連の工事や警備を請け負う少なくとも2つの会社から多額の報酬を受け取り、この2社は関西電力から震災後の原発の再稼働に伴う安全対策工事などを受注して売り上げを大きく伸ばしていたことを、報道しました。報道によると、元助役が相談役を務めていた兵庫県高砂市のメンテナンス会社は昨年度までの5年間で149億円あまりの原発関連の工事を受注、元助役が取締役を務めていた警備会社は高浜原発の再稼働に伴う警備などを請け負い去年3月期に過去最高となる51億円余りの売り上げを記録していました。関西電力はこれまで原発の立地地域への配慮を理由に「発注のプロセスや契約額は適正だった」と説明していますが、工事の発注に問題がなかったか、徹底究明が必要です。

党大会めざす党勢拡大大運動に入って、初めて、新入党者を迎えました。

2019年10月22日

 たたかいの秋です。11月には、たたかいの企画が目白押しです。今年の「憲法集会in
京都」は、11月2日(土)午後1時半開会で、3時15分から憲法ウォークです。松元ヒロさんのソロライブ、小笠原伸児弁護士の講演が行なわれます。11月10日(日)は、「米軍基地は いらんちゃ!フェスタ2019」が、午後1時20分から丹後文化会館で開催されます。京都市内からはバスツアーもあります。11月15日(金)の午後6時半から、社会福祉会館第2会議室で、きたかみ原発ゼロネット8周年記念学習会が行なわれます。川中宏弁護士が「東電旧経営陣判決 重大事故の責任 不問にするな!」と題して講演します。「原発マネー」環流問題の議会論戦も報告されます。

 バンザーイ! 「党大会成功めざす党勢拡大大運動」に入って、初めて、新入党者を迎えることができました。大宮北支部のみなさんと、「赤旗」日曜版読者を訪問して、入党を訴えました。その方は85歳の男性で、2年前の総選挙の時に電話で支持を訴えて、反応が良かったので後日訪問して日曜版を購読してもらった方で、入党を呼びかけると、「若い頃から、ずっと共産党を支持してきました。足が悪くて、行動はあまりできないが、デイサービスに行ったら、まわりの人に、今の政治はおかしい、という話をしています。今の安倍政権はひどすぎます」と言って、快く入党していただきました。

 今夜の夕食は、いや、今夜の夕食も、自宅で居酒屋メニューです。「党大会成功めざす党勢拡大大運動」に入って初の党員拡大を祝って、穴子&玉子焼き、焼き餃子、茶碗蒸しを肴に、ひとり酒、手酌酒です。

 今日は、朝から夜まで、テレビは天皇の「即位の礼」儀式のニュース一色でした。天皇の即位を祝うか祝わないか自由であり、国民にお祝いを押しつけるのはやめてもらいたいと思います。「即位の礼」の儀式全体が国民主権・政教分離の原則に反する憲法違反ですが、とくに、神によって天皇の地位が与えられたことを示す「高御座」という玉座から、国民を見下ろすように「おことば」を述べ、「国民の代表」である内閣総理大臣が天皇を仰ぎ見るように祝賀の言葉を述べ、万歳を三唱するという儀式の形態自体が、「主権者は誰か」という疑念を感じざるを得ません。そこで1句。

 「主権者を 見下ろす儀式は 違憲です」

府議会は、決算特別委員会の書面審査が終わりました。

2019年10月21日

 昨夜のラグビー・ワールドカップ準々決勝、日本・南アフリカ戦は、残念ながら、26対3で日本が負けました。前半は、5対3と互角のたたかいでしたが、後半に入ると、地力で勝る南アフリカが本領を発揮し、完全に力負けでした。しかし、目標の史上初のベスト8進出は、立派でした。なお、昨夜は、ラグビー議連に入っているこくた恵二衆院議員からいただいた、ラグビー・ワールドカップのバッチをつけて、日本を応援しました。

 先ほど、鳳徳支部の党員から、嬉しい報告がありました。昨日の訪問・対話行動の際に、日刊紙購読を訴えて、断られた方から電話があり、購読してくれることになり、行動後の帰りに2軒立ち寄ったところ、それぞれ日曜版と京都民報を購読してくれたそうです。したがって、1日の成果は、日刊紙1、日曜版9、京都民報3となりました。素晴らしい!

 京都府議会は、決算特別委員会の10日目、書面審査の最終日で、府民環境部の書面審査が行われ、日本共産党からは、山内議員と馬場議員が質問しました。山内議員は、舞鶴港で進められようとしているパーム油発電について、熱帯林破壊や動植物への影響、福知山のパーム油発電所で悪臭や騒音被害が起こっている問題を指摘しました。理事者は、そうした声が寄せられていることは認識していると言いながら、「舞鶴では厳しい基準で協定を結んでいるから心配ない大丈夫だ」と述べました。また、再生可能ネルギーの導入について質問しました。馬場議員は、京都府が進めている水道事業の広域化・官民連携について批判しました。理事者は、「選択肢の一つを示しているだけ」という答弁を繰り返しました。また、アスベスト対策についても質問しました。

 10日間にわたる、決算特別委員会の書面審査が終わりました。あとは、23日、24日の現地調査と28日の総括質疑を残すのみです。今夜は、ひとまず「お疲れさん」ということで、お造りを肴に1杯やろうと、府庁からの帰りに生協に寄りました。すると、7時半をまわっていたので、中トロ入りのお造り盛り合わせが、半額の490円になっていました。ラッキー!

定数2の精華町議補選で、坪井久行元町議が当選しました。

2019年10月21日

 今朝のNHK日曜討論では、台風19号の被災者支援・復興支援をテーマに、学者・研究者やボランティア団体代表などが討論しました。その中で、関西大学の河田特別任命教授が、「現状復旧にとどまらず、改良復旧が必要になってきている」と指摘されていたのが、印象に残りました。この問題は、府議会の決算特別委員会の建設交通部の書面審査でも議論になりましたが、重要な問題提起だと思います。

 午後3時過ぎから、鳳徳支部のみなさんと訪問・対話行動にとりくみました。元読者や後援会員など対象者をリストアップして訪問、「来年1月19日告示、2月2日投票で京都市長選挙が行なわれます。まもなく候補者も発表されます。今度こそ市政を転換するために、支援をお願いします」と訴えるなかで、「赤旗」日曜版読者8人と京都民報読者2人が増えました。久しぶりに、1行動で二桁の読者拡大で、情勢の変化を実感しました。

孫の和樹君の初めての保育園の運動会の様子が、妻からラインで送られてきました。親子ダンス以外の場面では、ほとんど泣き続けていたようですが、初めての運動会だから、しかたないですね。

 ヤッター! 先ほど、日本共産党山城地区委員会から喜びの報告がありました。精華町長選挙と同日投開票の定数2の精華町議補選で、日本共産党の坪井久行元町議が、みごと当選しました。今回の選挙は、議会中のため、事務所開きにかけつけただけでしたが、他会派の3人の議員が事務所開きに参加してくれるなど、幅広い支持が坪井候補に寄せられてていることを実感していました。おめでとうございます。

雨の中、市役所前集会&デモに参加

2019年10月19日

 午前中は、鷹峯学区の議会報告・懇談会に、玉本市議とともに参加しました。私は、消費税増税問題、「原発マネー」環流問題、北陸新幹線延伸より災害復旧・防災対策優先を、など、府議会の論戦の特徴について報告しました。玉本市議は、「検証 京都市政」のパンフをもとに、門川市政の問題点を報告しました。その後の懇談では、鷹峯地域に、高級ホテルの建設が相次いでいることへの不安の声が出されました。

 午後はまず、大宮北支部のみなさんと訪問・対話行動にとりくみました。元読者や後援会員を訪問し、「来年2月2日投票で京都市長選挙が行なわれます。まもなく候補者も発表されます。今度こそ京都市政を変えるために、力を貸して欲しい」と訴えるなかで、どこでも、「そろそろ市長は変わってもらいたい」「必ず応援します」などの反応が返ってきて、「赤旗」日曜版読者3人と京都民報読者1人が増えました。

 今日は初めて、「観光公害」の被害にあいました。自宅から市役所前集会に行くときは、近所の衣笠総門町のバス停から59番の市バスに乗って、烏丸今出川まで行って、地下鉄に乗り換えて市役所前まで行きます。今日も、午後3時16分衣笠総門町発の59番のバスを待っていましたが、4分遅れてきたバスは、おそらく金閣寺に向かう観光客で満員で、バス停で待つ3人を尻目に、通過していきました。やむなく、次の12番のバスに乗って、二条城前まで行って、少し歩いて、地下鉄東西線に乗って市役所まで行きました。金閣寺をはじめ観光地周辺では、観光客で市バスが満員になり、渋滞と地元の住民がバスに乗れないという、「観光公害」が深刻です。

あいにくの雨の中を、市役所前集会&デモに参加しました。京丹後から米軍レーダー基地をうれう宇川の会の永井事務局長が駆けつけ、訴えました。

朝晩、めっきり寒くなってきました。被災地が心配です。

2019年10月17日

 今週に入ってから、朝夕はめっきり寒くなり、昨夜は毛布をかぶって寝ました。寒さといえば、台風19号の被災地では、5千人以上が避難所生活を送っておられますが、暖房のないところがほとんどだから、避難所の環境改善のために、毛布やダンボールが必要になっているようです。

 府議会は、決算特別委員会の8日目、危機管理部の書面審査が行われ、日本共産党からは私と成宮議員が質問しました。私は、「原発マネー」還流問題を取り上げ、原発再稼働ありきで、住民説明会などで発言した関電幹部に金品が流れていたことへの受けとめをただし、京都府としても調査し、関電に再稼働断念を求めるよう追及しました。部長は、「重大問題だ」とは言いながら、「京都府として調査するつもりはない」と答えました。また、必要な避難道路の整備がどれだけ残っていて、いつまでにやるのかとただしたところ、「10年計画で、3年目が終わったところ」という答弁だったので、緊急を要する道路整備だから、国への要望も行って、スピードアップするよう求めました。この問題では、舞鶴の自民党議員も要望しました。成宮議員は、避難所の運営改善と質の向上、要配慮者の避難対策、消防職員の拡充を求めました。理事者は、「消防職員の充足率は81.7%で、財政的な問題がある」と答弁しました。

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、2020年東京五輪のマラソンと競歩の会場について「IOC理事会と大会組織委員会は札幌市に移すことに決めた」と、既に二者間では札幌開催で合意に達したとの認識を示しました。バッハ氏は、「(札幌開催は)より涼しく選手の健康を守れる。これは大きな、そして重要な一歩だ」と述べたそうですが、ほんとうに選手の健康を考えるなら、真夏の開催という日程を変更すべきではないでしょうか。

2019年10月16日

甚大な被害をもたらした台風19号が接近するなか、東京都台東区が、自主避難所を訪れたホームレスとみられる3人を受け入れなかった問題で、同区は昨日、謝罪コメントを発表しました。この問題は昨日の国会でも議論され、野党議員の質問に対し、安倍首相は、「各避難所では、避難した全ての被災者を適切に受け入れることが望ましい。ご指摘の事例は自治体に事実関係を確認し、適切に対処したい」と答弁していますが、ホームレスや在日外国人を含め、その自治体の住民以外も幅広く受け入れるという原則を、政府として確認したものであり、重要です。また、日本共産党の志位委員長は、武田防災相に直接、避難所の生活改善の要請を行ない、昨日の参議院予算委員会で武田防災相は、井上さとし議員の質問に「厚労省と連携しながら万全を期す」と答えました。

 府議会は、決算特別委員会の7日目、健康福祉部の書面審査が行われ、日本共産党からは山内議員、成宮議員、島田議員が質問しました。山内議員は、国民健康保険について、市町村の国保財政への支援、福祉医療制度を拡充する自治体へのペナルティの廃止、資格証明書・短期証発行の問題点などを追及しました。成宮議員は、児童虐待防止対策として児童相談所、一時保護所の体制強化、保育等子育ち環境充実事業について質問しました。島田議員は、重度障害児(者)在宅生活支援事業の廃止の影響、国の公的病院の再編統合方針の問題点について質問し、左京区大原の京都版CCRC構想の問題点を指摘しました。公的病院の再編統合問題では、山内副知事が、国が勝手に決めた基準で再編統合する病院名を地元に相談もなく公表した国のやり方を批判し、複数の他会派の議員も取り上げました。重度障害児(者)在宅生活支援事業、CCRCについても、他会派の議員も取り上げました。

今日は、決算特別委員会の人事委員会及び監査委員の書面審査も行われ、日本共産党からは私が質問しました。私は、府職員の時間外勤務の問題、公契約大綱の運用問題、繰り越し事業の問題について質問しました。その中で、年360時間以上の時間外勤務をしていた職員が、知事部局だけで、400人近くいたことがわかりました。

 今夜は、「2020京都市長選 こんな京都にしたいなあ 市民のつどい」が開催されました。残念ながら、候補者発表には至りませんでしたが、京都市政を変えたいという切実な願いがさまざまな地域や分野から寄せられ、とてもいい集会でした。日本共産党からは、こくた恵二衆議院議員・国会対策委員長が連帯のあいさつを行ないました。