消費税廃止北区連絡会が、北大路ビブレ前で宣伝行動

2020年06月24日

ボルトン前米大統領補佐官の回顧録が昨日出版されました。そのなかで、昨年7月に訪日した際、トランプ大統領が防衛費の分担金として、日本が負担している在日米軍の駐留経費負担(思いやり予算)の4倍以上にあたる、年間約80億ドル(約8500億円)の負担を求めていると日本政府高官に伝えたと証言しています。しかも、トランプ氏は「(日本から)80億ドルを得る道は、全ての米軍を撤収させると脅すこと。非常に強力な交渉上の立場を得られる」と強硬姿勢で臨むよう促したといいます。くしくも、昨日は、20数万人が犠牲になった沖縄戦から75年目の沖縄「慰霊の日」でしたが、脅しでなく、実際に、沖縄をはじめ日本国内のすべての米軍を撤収させてもらいたいものです。

 今朝は、御園橋西詰で、玉本市議と大宮学区後援会のみなさんと早朝宣伝を行いました。天気が良すぎて、朝からけっこう暑かったので、上着を脱いで宣伝しました。私は、コロナ対応の不十分さに加えて、この間の黒川検事長の定年延長問題、持続化給付金の業務委託問題、河井前法相夫妻の買収行為による逮捕などで、安倍内閣の支持率が急落しているもとで、他の野党と力を合わせて、安倍政権を一刻も早く終わらせよう、と訴えました。

 農商工労働常任委員会の2日目、商工労働部の所管事項の質疑が行なわれました。私はまず、京都総評から陳情も出ている、最低賃金の引き上げと中小企業支援策について質問しました。代表質問で知事が「雇用の維持について最大限の努力を払うべきと考えている」と、安倍首相と同様、雇用を優先する答弁を行ったことを取り上げ、リーマンショックの際にも「雇用優先」が使われ、最低賃金引き上げが抑制されたが、大量の「派遣切り」が起こったことを指摘しました。商工労働部長は、「代表質問で知事は、『最低賃金の引き上げは地域経済の好循環につながることから重要である』と述べている」と答弁しました。
 また、観光政策について、外国人観光客誘致偏重の観光戦略の見直しと困窮している観光関連業者への直接支援を求めました。さらに、消費税増税で消費が大きく落ち込んでいたところに、新型コロナ感染症が追い打ちをかけて、日本経済がリーマンショック以上に深刻な事態に落ち込んでいるもとで、消費税減税を政府に求めるよう要望しました。

 午後5時40分から、北大路ビブレ前での消費税廃止北区連絡会の定例の宣伝行動に、井坂市議とともに参加しました。夕方になっても強い日差しを浴びながらの宣伝となりました。コロナ感染対策で、署名は行なわず、ビラ配布だけでしたが、けっこう受け取りが良かったように思います。

 今夜のドラマ「ハケンの品格」も痛快でした。篠原涼子さんさん演じるスーパー派遣社員、大前春子が、最後の場面で述べた、「派遣は会社の責任は取れない。しかし、派遣は自分の責任を取れる」というセリフは、「任命責任は私にある」と何度も繰り返しながら、いっさい責任を取らない、どこかの首相への皮肉に聞こえました。

今日は、農商工労働常任委員会の1日目。

2020年06月23日

 また、残念な訃報が届きました。今朝の「赤旗」の訃報欄に、蓮佛亨さんが18日に、90歳で死去されたという訃報が掲載されました。蓮佛さんには、私が衆議院6区の候補者だった時に、宇治市内を案内してもらたり、選挙事務所に、お得意の絵画を飾っていただいたり、たいへんお世話になりました。わが家の玄関には、今も、平等院鳳凰堂を描いた絵を飾っています。お疲れ様でした。安らかにお眠りください。

 今日は、農商工常任委員会の1日目で、報告事項の質疑と議案の質疑が行なわれました。報告事項の質疑では、府の観光政策を推進する基礎資料となる「観光客入込客数等の調査基準の見直しについて」の報告に対して、「観光客入込客数の国内観光客と外国人観光客の内訳はわからないのか」とただしたところ、理事者から「新基準では、観光客にアンケートを行うので、国内観光客と外国人観光客の比率はわかるようになる」と答弁しました。議案質疑では、「安心・安全な京都観光推進事業費」について、「観光PRや需要喚起策も必要だが、今、緊急に求められているのは、廃業の危機に陥っている観光関連業者への支援ではないか。国や府の給付金などの施策はきわめて不十分だ」と指摘しました。

 バンザーイ!やっと、阪神タイガースが今シーズンの開幕です。神宮球場でのヤクルト戦、青柳投手の6回無失点の好投と、開幕3連戦で4点しか取れなかった打線が、マルテ選手のツーランホームランを含む猛打賞など二桁安打で4得点と奮起して、4対1で阪神が勝ちました。テレビ放映は、わが家では映らないテレビ大阪しかなかったので、ラジオを聞きながら応援しました。

今日は父の日、息子夫婦から日本酒のセットが届きました。

2020年06月21日

昨日の夕方、大宮南支部のみなさんと訪問行動中に、地域の有名なラーメン屋さんである「ラーメン日本一」が閉店していました。直接の理由は定かではありませんが、コロナ感染で休業が続いていたそうですから、消費税増税とコロナ禍が影響したことは明らかでしょう。残念です。

 まったく同感です。今朝の京都新聞の「天眼」は、浜矩子同志社大学教授が「こんな時でもトンネル口銭なのか」と題して、「持続化給付金」に関する業務委託問題を厳しく批判しています。浜さんの「ことは新型コロナの災禍に苦しむ中小企業の救済というテーマだ。そのために公的資金を投入するというプロジェクトである。この企画の実施過程でトンネル口銭が発生し、過労死問題を起こした企業が収益を得る。そのようなことがあっていいのか」「他者の不幸に乗じて、お気に入りの身内の焼け太りを後押ししている」などの指摘を、安倍首相は受け止めてもらいたい。

 午前中は、衣笠支部のみなさんと訪問・対話行動にとりくみました。後援会員を訪問し、「今回のコロナ危機を通じて、日本の政治と社会のあり方が問われています。河井前法相夫妻の逮捕に示されるような、側近や身内を優遇する安倍政権は許せません」などと訴えるなかで、「赤旗」日曜版読者3人と京都民報読者1人が増えました。ある方は、「安倍首相のやり方はひどすぎますね。逮捕された河井夫妻の陣営に1億5千万円も資金提供するなんて」と怒りの声をあげられ、「赤旗」日曜版を初めて購読してくれました。

 今日は、「父の日」ということで、息子夫婦から、プレゼントとして日本酒のセットが届きました。娘たちからは、孫の和樹君と日陽君の最新の写真が送られてきました。夏休みには、みんなで集まりたいものです。

3ヶ月ぶりに、市役所前集会&デモに参加しました。

2020年06月19日

昨日の河井前法相夫妻の逮捕については、法務大臣経験者の逮捕も、現職国会議員夫婦の逮捕も、憲政史上初めての前代未聞のできごとです。ところが、昨日の記者会見で安倍首相は、「法務大臣に任命した者として責任を痛感している」と、これまで何度も繰り返されてきた閣僚辞任の際のコメントと同じ、口先だけの発言を行ないました。安倍首相の辞書には、「責任」という意味が書かれていないのでしょうか。そこで1句。

「責任は 口先だけの 安倍の辞書」

河井前法相夫妻の買収行為は、昨年の統一地方選挙前に、地元の地方議員らを対象に行われたことが問題になっています。考えてみれば、ほぼ同時期に、安倍首相が、「桜を見る会」とその前夜祭に、地元の後援会員を大量に招待していたことも、あらためて買収行為として、問題にすべきではないでしょうか。

 京都府議会は一般質問の2日目、日本共産党からは水谷修議員が質問に立ちました。水谷議員は、大型プロジェクトである城陽市東部丘陵地開発、京都舞鶴港開発について、洛南病院施設整備計画について、質問しました。城陽市東部丘陵開発については、水谷議員が府の財政負担も含めて全体像を示すように求めたのにたいして、西脇知事は、「城陽市の総合計画の中核として位置づけられている」と述べるのみで、全体像を明らかにしませんでした。また、破たんした舞鶴のパーム油発電については、環境部長は、「舞鶴市が要望したもの」と答弁し、京都府の責任については答えませんでした。

3ヶ月ぶりに、市役所前集会に参加しました。幸い、夕方まで降っていた雨もあがり、久しぶりにデモも行ないましたが、コールはなしでした。

 プロ野球が、約3ヶ月遅れで、開幕しました。しばらくは無観客試合が続きますが、我が阪神タイガースは、東京ドームで、昨年セリーグチャンピオンの読売ジャイアンツと対戦しました。市役所前集会・デモの間も、スマホでプロ野球速報を気にしていましたが、西投手の投打にわたる活躍で、阪神が2対1でリードしていました。しかし、リリーフの岩崎投手が、7回に逆転ツーランを浴びて、残念ながら3対2で負けました。悔しい負けですが、明日に期待しましょう。

府議会は一般質問の初日、日本共産党からは私が質問に立ちました。

2020年06月18日

 昨夜は、13年ぶりに帰ってきた、篠原涼子さん主演の「ハケンの品格」の第一話を見ました。第一話は、篠原さん演じる主人公の大前春子が、派遣社員の弱みにつけこみセクハラを行なった上司を一喝するという展開でしたが、最後に、主人公が、花見に誘う上司たちに対して、「桜を見る会」を批判して見せてくれ、痛快でした。

 京都府議会は、一般質問の初日で、日本共産党からは私が質問に立ちました。私は、今回のコロナ禍を受けて、外国人観光客誘致に偏重した観光戦略を見直すこと、カジノを中核としたIR誘致計画を断念することを大阪府・市に働きかけること、子どもの貧困打開へ、子どもの医療費助成制度の拡充、全員制の中学校給食実現、高校通学費補助制度の拡充、府独自の給付制奨学金制度と家賃補助制度創設について、質問しました。
観光政策について、中小の観光関連事業者が事業を継続できるように支援することを求めたのに対して、西脇知事は、「観光関連業者が厳しい状況にあることは認識している」と答弁しました。中学校給食について、私が「大阪府では施設整備の財政支援を行っている」と指摘したのに対して、教育長は、「大阪は特別」という趣旨の答弁を行いました。それなら、京都こそ、中学校給食が遅れていて「特別」ではないかと思いました。学生支援については、文化・スポーツ部長が「国の給付制奨学金制度や緊急支援金の周知を行う」と答弁したので、私は、「国の制度は、対象も規模もあまりにも狭すぎる。足りざる部分を、京都府が支援すべきだ」と指摘しました。

午後6時から、通常国会閉会を受けての安倍首相の記者会見が始まりました。冒頭に、本日、買収容疑で河井元法相夫婦が逮捕されたことについて陳謝しましたが、驚くべきことに、安倍首相は、「我々、国会議員は、自ら襟を正さなければならない」と述べました。襟を正さなければならないのは、あんたでしょ!国会議員一般に問題をすり替えて、自らの責任をあいまいにするなど、許せません!今度こそ、安倍首相自らが任命責任をとって。辞任すべきです。

府議会は、代表質問2日目。

2020年06月18日

 残念な訃報が飛び込んできました。今朝の「赤旗」及び京都新聞で報道されていますが、日本共産党国会対策委員長を長年務められた、寺前いわお元衆議院議員が亡くなられました。寺前さんは、京都府議2期を経て、衆議院旧京都2区から8回当選され、私が衆議院6区から初めて立候補した、小選挙区制の最初の選挙となった1996年の衆議院選挙で、京都3区から立候補し、当選されました。勇退された後の2000年の衆議院選挙では、何度も応援に来ていただきました。一度聞いたら忘れられない、「政治は国民のためにある。そうじゃないでしょうか、みなさん」という寺前節が、今も耳に残っています。長い間、お疲れさまでした。安らかにお眠りください。

 今朝は、自治体要求連絡会と総行動実行委員会の共催で、府庁門前宣伝が行われ、日本共産党府会議員団も揃って参加しましたが、直射日光を浴びて、猛烈な暑さのなかでの宣伝となりました。府会議員団からは、本日の午後に代表質問を行う、ばばこうへい議員が訴えました。

 府議会は代表質問2日目で、日本共産党から、ばばこうへい議員が質問に立ちました。ばば議員は、「消費税を引き下げ、くらしや地域を支える政治の在り方について」「中小零細企業に対する経済対策について」「最低賃金引き上げ等の雇用対策について」「大学生が学び続けられる支援について」「病院・診療所・介護施設への経営支援、PCR検査体制と保健所体制の確立について」「30人以下学級の実現、子どもの心に寄り添うための支援、児童相談所の体制強化について」「自治体本来の役割の発揮について」の7項目にわたって質問しました。
 西脇知事は、消費税減税や武器の爆買の見直しについては「国において検討されるもの」と答弁、最低賃金引き上げについては、「雇用の維持がまずは必要」と、安倍首相と同じ答弁、大学生への支援については、国まかせ、大学まかせの答弁を繰り返すなど、国いいなりの姿勢がいっそう目立ちました。

 「高等教育無償化プロジェクトFREE京都」のみなさんが、「新型感染症拡大により被害を受けた青年・学生に対する追加支援を求める陳情書」を府議会に提出し、各会派に要請にまわられました。日本共産党では、私と西山議員が対応しました。陳情書では、京都府としての学生実態調査、SNS等を活用した相談窓口の開設、学生支援緊急給付金を補完する制度の創設、アルバイトができなくなった学生への支援、学生に対する家賃補助制度、学びの環境の確保、などを求めています。

京都府議会は代表質問が始まりました。本会議は、議員を半分に分けて、本会議場と大会議室に分散です。

2020年06月16日

 昨日、弁当に卵焼きを入れようと、冷蔵庫から卵を出す際に、卵のケースに入っていた賞味期限を記した紙を見ると、賞味期限が6月14日になっていました。10個入りの卵ケースを購入したのは12日でしたから、まだ7個も残っています。賞味期限が少しぐらい過ぎても大丈夫とは思いますが、私には卵にトラウマがあります。若い頃、コンビニで買って食べたオムレツが古かったようで、深夜に腹痛に襲われて、救急病院に駆け込みましたが、翌日は1日中、下痢で苦しみました。以来、卵だけは、賞味期限を過ぎたら処分することにしています。したがって、2個は目玉焼きにして食べましたが、残りの5個は、もったいないけど処分することにしました。

 気を回しすぎて、失敗しました。早朝宣伝が終わって地区委員会の事務所に寄ったら、衣笠・金閣後援会分の後援会ニュースがあったので、センターに持って帰ろうと思って、自宅に持ち帰ったまでは良かったのですが、センターに届けるのを忘れて、府庁に出かけてしまいました。昼前に支部員から「後援会ニュースを地区に取りに来たらなかった。昼から配布準備をするので、届けてほしい」との電話がありました。幸い、午前中の議員団会議が早く終わったので、急いで、自宅まで往復しました。ああ、疲れた!

 京都府議会は、代表質問の初日でしたが、コロナ感染対策で、議員を半分に分けて、本会議場と大会議室に分かれて出席することになりました。私は、前半は本会議場に、後半は大会議室に出席しました。なお、明日の代表質問2日目に、日本共産党から、ばばこうへい議員が質問に立ちます。あさっての一般質問の初日には、私が3番目に質問に立ちます。

昨年の参議院選挙で、「ウグイス嬢」に違法な報酬を支払った公職選挙法違反の罪に問われている、自民党・河井案里議員の公設秘書の男に立道被告に、広島地裁は有罪判決を言い渡しました。広島高検が提起する行政訴訟で、連座制の適用対象と認定されれば、河井案里議員は失職することになります。この判決を受けて、案里議員と夫の河井克行前法相は、自民党を離党する意向を固めたようですが、直ちに議員辞職すべきです。。
本日は、秘書が選挙区内で香典を配ったなどとされる疑惑で昨年10月に経済産業相を辞任した自民党の菅原衆院議員も党本部で記者会見し、香典提供など公職選挙法に抵触する事例があったことを認めながら、議員辞職や離党は否定しました。菅原氏が公の場で説明するのは、今国会召集日の1月20日以来で、すっかり忘れていました。
もはや他人事ではすまされません。安倍首相は、任命責任を明確にすべきです。

イージスアショアの配備計画の中止が発表されました。

2020年06月15日

6月11日に6月定例府議会が始まったので、弁当作りも3ヶ月ぶりに始まりました。会期末の30日までの平日は、早朝宣伝前に弁当を作るので、早朝決起の日々が続きます。

参議院決算委員会の締めくくり質疑が行なわれ、日本共産党からは田村智子副委員長が質問に立ちました。
田村議員は、新型コロナ感染の影響から雇用をいかに守るか、ということを質問しました。質問の冒頭に、人材派遣会社パソナの会長でもあり、政府の政策検討に深く関わっている竹中平蔵氏が、ツイッターで「652万人の休業者が存在しているのは、雇用調整助成金でつなぎとめているからだ」という発言をしていることを厳しく批判しました。
また、田村議員は、生活保護をめぐる自治体の不適切な対応や水際作戦を告発し、その根っこにある、生活保護への偏見や誤解を解き、生活保護は国民の権利であることを徹底することが重要だと強調しました。そのなかで、田村議員は、法政大学の布川久日佐史教授が、ドイツの社会労働大臣が「誰一人として、最低生活以下に陥ることとがあってはならない」と表明し、オンラインで生活保護の利用を呼びかけていることなどを紹介していることを示して、政府が生活保護は権利であることを広報するを求めました。実は、布川教授は、私の大学時代の同期生であり、国会の場で紹介されたことを嬉しく思いました。

 ビッグニュースが飛び込んできました。新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口県と秋田県への配備計画について、河野防衛大臣が本日午後5時半すぎ、防衛省で記者団に対し、技術的な問題やコストと時間を考えて計画を停止する、という考えを表明しました。トランプ大統領言いなりの武器の爆買いの破たんです。この上は、F35をはじめ、すべての武器の爆買いをやめて、その財源をコロナ対策にまわすべきです。

梶山経済産業相は本日の参院決算委員会で、新型コロナウイルス対策の持続化給付金事業の委託を巡る批判を踏まえ、年内にも委託契約のルール見直し案を策定する考えを示しました。委託事業の透明性向上に向けて経産省に設ける外部有識者の検討会が議論するとのことです。安倍政権に近い電通やパソナが委託先になっていることへの批判が、よっぽど痛かったのでしょう。そこで1句。

「委託先 批判が痛く 見直しか」

河井前法相夫妻の立件は必至ですが、その前に議員辞職すべきです。

2020年06月14日

もう言い逃れはできません。夫婦そろって、潔く辞任すべきです。今朝の朝日新聞によると、河井前法相夫妻の買収行為は、地元議員ら約100人に総額約2600万円も渡していたことが明らかになりました。また、「赤旗」の報道では、総額2千万円を超える買収リストを検察が押収したそうです。17日の国会閉会直後に立件されることは必至でしょう。

午前中は、柏野支部の後援会員訪問行動に、井坂市議とともに参加しました。3組に分かれて、後援会員を訪問して、「お困りごとありませんか」とたずねながら対話をするなかで、「赤旗」日曜版読者2人と京都民報読者1人が増えました。
 ある一人暮らしの高齢女性は、「1人10万円の給付金の書類がきたけど書き方がわからない」というので、その場で説明しましたが、「年寄りにこんな書類書かせるのはひどい。身分証明書を持って区役所に行ったら10万円くれたらいいのに」と、怒っていました。

夕方のニュースによると、東京都では本日、新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認されたそうです。1日当たりの感染者は5月5日(57人)以来の高い水準となったとのことです。東京アラートを解除した直後から、1日20人以上の感染が続き、本日の47人ですから、ちょっと心配です。しかも気になるのは、東京アラートの解除を宣言した際に、小池都知事が、「自粛から自衛へ」と述べたことです。「自衛」ということによって、くれぐれも、「自己責任だから補償はしない」ということにならないようにしてもらいたいと思います。

京都府議会6月定例会が開会しました。

2020年06月12日

昨日の衆議院予算委員会での日本共産党の志位和夫委員長の質疑は残念ながら視聴できませんでしたが、今朝の「赤旗」の論戦ハイライトを読むと、志位委員長は、新局面のコロナ対策として、雇用危機打開、検査拡充、学びの保障について、建設的な提案を行なっています。とりわけ、子どもたちの学びの保障についての質問は、テレビのニュースでも取り上げていましたが、志位委員長が、学習の遅れを取り戻すために、つめこみ教育を行なうのでなく、「子どもたちをゆったり受け止めながら、学びとともに遊びや休息を保障する柔軟な教育が必要だ」と提起したのにたいして、安倍首相は、「最終学年以外の子どもは2、3年間で無理なく学習を取り戻せるよう特例を設ける」と、手厚い柔軟な教育の必要性を認める答弁を行ないました。

経済産業省から新型コロナウイルス対策の持続化給付金事業を委託された団体の業務執行理事を務める電通関係者の男性と、同省中小企業庁の前田泰宏長官との関係について報じた週刊文春の記事をめぐり、本日の参院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫氏の質問に、前田氏は、海外で開かれた「前田ハウス」と称したパーティーで会ったことを認めました。かつて、日本共産党の佐々木憲昭衆院議員が追及した「ムネオハスス」を思い出しました。

今日は6月府議会の開会日でしたが、本会議終了後、府会議員断として、「新型コロナ感染症から子どもたちを守り、健やかな育ちを保障するための緊急要望書」「コロナ禍で困窮するすべての学生への抜本的・継続的な支援の強化を求める緊急要望書」「米軍経ヶ岬通信書(Xバンドレーダー基地)発電機再稼働に関する申し入れ」の三つの要望・申し入れを西脇知事に行いました。私は、学生支援の要望と米軍レーダー基地の発電機稼働問題の申し入れに参加しました。くわしい、要望・申し入れの内容は、府会議員団のホームページにアップされるので、ご覧下さい。

 本日開会した6月定例府議会の冒頭、副議長選挙が行われ、わが党以外の議員の投票により、自民党会派所属の前波健史氏を副議長に選出しました。府議会は2年に一度、議長および副議長選出する申し合わせとなっていますが、5月臨時府議会で、自民党会派所属の二之湯真士氏が、予算特別委員会全体会において新型コロナウイルス感染症対策補正予算に唯一人賛成しなかったことで、自民党内が大混乱に陥り、議会運営に大きな影響を与えることとなり、二之湯氏は責任をとる形で6月定例会開会前に副議長を辞任しました。今回、自民党会派所属議員が副議長を辞職したにもかかわらず、その後任に再度、自民党所属議員が独占することは、全く道理がありません。しかも、わが党会派以外がすべて自民党会派所属の前波氏に投票するなど、オール与党の酷さぶりを改めて内外に明らかしたことは重大です。党議員団は、直ちに、抗議声明を発表しました。

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