閣僚の靖国参拝を、安倍首相が「あたりまえ」と肯定
2013年04月24日
今朝は、堀川北大路の交差点で井坂市議とともに早朝宣伝を行いました。あいにくの雨の中の宣伝となりましたが、お店の軒先をお借りしたので、ハンドマイクもぬらさずに、傘もささずに宣伝ができました。
宣伝を終えて自宅に帰る途中、いつものように衣笠天神森町の交差点を右折しようとしたら、前方から走ってきたトラックがすごいスピードで右折しようとして、ハンドルをきりそこねたのか、私の目の前で180度回転して止まりました。今回は、間一髪で事故はまぬかれましたが、雨の日にスピードを出してカーブをきる、などという危険運転はやめてもらいたいものです。こちらが安全運転をしていても、対向車などが危険運転をすれば、こちらも巻き込まれてしまうだけに、雨の日などは、慎重の上にも慎重に運転しなければならないと思いました。
待鳳歯科診療所に治療に行ったら、歯科衛生士さんが開口一番、「先日はご苦労さまでした。とてもおもしろいお話でした。よくわかりました」と言われました。日曜日の待鳳健康友の会でのあいさつのことだと思いますが、川柳を使っての、被災地復興と原発ゼロの緊急性、米軍レーダー基地計画の危険性についての訴えがわかりやすかったのだと思います。気をよくして、治療を受けたので、痛みは感じませんでした。
昼休みには、毎月とりくまれている、消費税廃止北区各界連絡会の消費税増税中止をめざす宣伝・署名行動が、北山大宮の交差点でとりくまれました。あいにくの雨の中で署名はできませでしたが、10人近くが参加し、宣伝カーでの訴えとビラ配布を行いました。私もマイクを握り、この間の中小企業団体や商店街への訪問・対話で出された声も紹介しながら、相次ぐ物価の値上げの一方で、働くみなさんの所得や賃金は下がり続けたまま、この上、消費税増税など、もってのほかではありませんか。7月の参議院選挙で増税勢力にノーの審判をくだし、消費税増税の実施をストップさせましょう」と訴えました。
憲法改定を公言する安倍内閣と、衆議院で改憲派が三分の二をしめるという状況のもと
で、重大局面を迎える憲法を守るための重要なとりくみが相次いで行われます。4月26日(金)午後6時半から、北文化会館ホールで、北・上革新懇主催の「小森陽一講演会」が開催されます。5月3日(金)午後2時から、円山野外音楽堂で、毎年恒例の「5.3憲法集会in京都」が開催されます。
憲法集会に向けて、日本共産党京都府委員会に800字のメッセージが依頼されたので、平和運動部長でもある私が作成しました。そのメッセージでは、「国家による権力の乱用から国民の自由を守るのが憲法であり、その憲法改定の要件を変えて、通常の法律と同様の「過半数」ということにしてしまったら、憲法が時の権力者の都合が良いように簡単に変えられてしまうことになります。だからこそ、96条改定に対しては、改憲論を唱える憲法学者や政治家からも厳しい批判の意見が出されている」ということを強調しました。
安倍首相は今日の参院予算委員会で、中国や韓国が副総理ら閣僚の靖国参拝に反発していることに関し、「国のために尊い命を落とした英霊に対し、尊崇の念を表するのは当たり前だ」「わが閣僚はどんな脅かしにも屈しない。その自由は確保している」などと述べました。閣僚や国会議員の靖国参拝が問題なのは、靖国神社が、日本の侵略戦争を自存自衛の正義の戦争だったということを宣伝する神社であり、そこに参拝することが、日本の侵略戦争と植民地支配を美化することになるからです。一般的に戦死者に「尊崇」の念を表するということとは、わけが違います。
米軍レーダー基地設置の撤回を求める府民の会の準備会が開かれました。
2013年04月23日
今朝は、千本北大路の交差点で、井坂市議と早朝宣伝を行いましたが、朝晩はまだ少し冷え込むので、青いヤッケを着て、マイクを握りました。
午前中は、全府議員会議が行われました。参議院選挙の投票日まで3ヶ月をきり、ラストスパートの意思統一を行いました。同時に、参議院選挙の前哨戦ともいうべき、精華町議選挙(5月7日告示、12日投票)への支援も呼びかけられました。
参議院予算員会で、日本共産党の井上さとし議員が、福島第一原発の汚染水問題や原子力規制委員会の新基準について、政府並びに原子力規制委員会を追及しました。「原子力格納容器が壊れた原因もわからないままで、世界最高の安全基準などとどうして言えるのか」と井上議員が安倍首相を追及していましたが、まったくその通りだと思います。首相や経産大臣、原子力規制委員長らの、しどろもどろの答弁を聞いていて、こんな人たちにまかせていたのでは、原発事故の収束も原発ゼロの政治決断もムリだと思いました。
先日、井上吉郎さんのご指摘を受けて要望していた、府立堂本印象美術館の入り口の歩道との段差が解消されました。夕方に、現場を見てきましたが、ゴム制スロープが置かれていました。受付の方に話を聞くと、「おかげで、車の出入りもスムーズになりました。ちょっとしたことなのに、指摘していただいてありがとうございました」とお礼を言われました。井上さん、ありがとうございました。
夜は、「米軍専用レーダー基地の設置の撤回を求める府民の会」の準備会が開催されました。私が、Xバンドレーダー基地をめぐる京都府の対応と府議会での論戦や防衛省交渉の結果について報告、平和委員会の片岡事務局長が「Xバンドレーダーとは何か」について報告、京都共同センターの辻事務局長が「府民の会結成への提案」について報告しました。その後の交流・討論では、「独自ビラを作って、京丹後市、伊根町、宮津市の全戸に新聞折り込みを行う」(自治労連)「独自に現地への激励行動を行った。行動提起待ちでなく、どんどん現地に行くべき」(年金者組合)「舞鶴平和委員会が28日、29日にバス1台で学習会と現地視察を行う」(平和委員会)など、活発な議論が行われました。この会議には、何と読売テレビがカメラクルーを連れて取材に来ていました。
関西電力の電気料金値上げのお知らせが届き、怒り心頭です。
2013年04月22日
昨日投開票の福島県浪江町議選挙で馬場さんがトップ当選しました。4月3日に、日本共産党京都府委員会のボランティアの一員として、私も立ち入り可能になったばかりの浪江町に入り、暴雨風の中を馬場町議に案内をしていただきました。全町民がいまだに避難生活を強いられており、町内は3.11から時間が止まったままという現状のもとでの選挙戦でしたが、被災地復興の先頭に立って奮闘する日本共産党と馬場議員の役割を被災者のみなさんが一番よく知っていたのでしょう。私たちも、引き続き、被災地復興と原発ゼロへ、連帯して頑張る決意です。
共同通信が20、21日に実施した世論調査で、アベノミクスで所得が増えると思うという回答は24.1%で、増えないと思うが69.2%、景気好転を「実感できる」はわずか13.7%で、「実感できない」が81.9%にものぼっています。マスメディアが天まで持ち上げた「アベノミクス」が、国民の所得を増やし、景気をよくすることにはつながらない、ということを示しています。
また、この世論調査では、憲法96条改正について、賛成が42.7%、反対が46.3%で、賛否が逆転したことも重要だと思います。
毎週月曜日恒例の北大路ビブレ前での早朝宣伝を、井坂・玉本市議とともに行った後、平和運動関係の会議に参加しました。会議では、5月3日の憲法集会の成功や米軍レーダー基地計画撤回のたたかいなどについて中心的に議論しました。
その中で、4月20日付読売新聞の憲法に関する世論調査のことが議論になりました。読売新聞は、憲法9条については、「『改正』『解釈で対応』が拮抗」と書いていますが、調査結果をよく見ると、「これまで通り解釈や運用で対応する」が40%、「9条を改正する」が36%、「9条を厳密に守る」が14%でした。つまり、9条の「改正」に反対が54%で、賛成の36%を大きく上回っているのです。
また、憲法改正手続きを定めた96条については、「改正すべき」と「改正すべきでない」がともに42%でした。この結果について、憲法改正論者の大石眞京大教授が「今回の調査で96条改正の賛否が拮抗したのは、改正の必要性が国民に十分に理解されていないことの表れだろう」というコメントを載せています。しかし、96条「改正」のねらいや危険性が国民に理解されれば、反対の世論が大きく広がるに違いありません。
夕方、居住支部の支部長さんと、地域をまわり、「憲法改悪、TPP交渉参加、米軍レーダー基地の配備など、安倍内閣の暴走政治にストップかけるためにも、参議院選挙で、日本共産党と倉林明子への支援を」と訴えるなかで、「赤旗」日曜版読者1人と後援会員1人が増えました。対話の中で、「共産党は応援してるし、選挙ではいつも投票してるけど、経済的にたいへんなので、新聞だけは勘弁して」という方が何人もいました。1ヶ月800円でも始末したいというのが、多くの庶民の現状だと思います。
訪問行動を終えて自宅に帰ると、ポストに、関西電力の「電気料金の値上げについて」という「お知らせ」が入っていました。5月1日から平均9.75%の値上げで、家庭にどれだけ影響がでるか説明していますが、計算してみると、1ヶ月の使用料が380kWhで月800円の値上げとなり、「赤旗」日曜版の料金に匹敵します。
庶民にこれだけの負担をおしつける理由について、関西電力は「原子力プラントの停止にともない、火力燃料費が大きく増加」したためだと説明しています。冗談じゃありません。原発と火力発電に頼り、再生可能エネルギーにはまったく力を入れてこなかったツケを消費者にまわす、電気料金の値上げは断じて許せません。
連日のように地震が相次ぐ日本に、原発が集中立地していることは異常です。
2013年04月21日
昨日の朝、中国四川省で起こったマグニチュード7・0の大地震による死者は、少なくとも180人にのぼり、負傷者は1万人をこえると伝えられています。日本でも、1週間前の淡路島を震源地とする震度6弱の地震以降、連日のように、震度5前後の大きな地震が相次いでいます。地球全体がおかしくなっているのではないかと不安になります。とりわけ、昨日の非核の会の市民公開講座で和田武さんも強調されていましたが、地震列島の日本に54基もの原発が集中立地していることは、国際的に見ても異常であり、危険きわまりないと言わなければなりません。
今朝の京都新聞に、昨日の「非核の政府を求める京都の会」が主催した、和田武さんの講演会の記事が、写真入りで紹介されています。昨日の総会でも強調されていましたが、「非核の会」では、マスメディアへの発信に努力をされています。確かに、大手のマスメディアの世論操作とも思えるようなひどい報道に対しては、厳しく批判していかなければなりませんが、現場の記者のみなさんは、いい記事を書こうと頑張っているわけで、いいとりくみなどをどんどん発信していくことも大事だと痛感します。
午前中は、待鳳健康友の会の第53回総会に、井坂市議とともに参加しました。来賓あいさつの中では、この間の被災地支援の経験と大きな地震が相次ぐ状況もふまえ、被災地支援と原発ゼロのとりくみの重要性を訴えるとともに、米軍レーダー基地配備をめぐる情勢を報告し、配備撤回の運動への協力を呼びかけました。この中で、三つの川柳「線量計 はかり知れない 胸のうち」「Xハバンド リーダー誰と 問う娘」「なさけない つがるにすがる 山田知事」を紹介しましたが、大いに受けました。
午後は、居住支部のみなさんと地域をまわり、7月の参議院選挙での支援を訴えるなかで、4人の方が「赤旗」日曜版を購読してくれ、2人の方が後援会ニュースを読んでくれることになりました。ある女性は、「双子の孫が、この春そろって私立大学に進学し、学費が1人250万円、2人で500万円もかかる。娘夫婦の安い給料ではとても払えない」と話されました。ある衣料品店の男性は、「今年に入ってから売り上げが減っている。ガス代や水道代があがり、働く人たちの給料が上がらなければ、私らの店では買い控えがおこる。このうえ来年4月に消費税があがったら、正直、店をたたむしかない」と話されました。まさに、「アベノミクスはどこの国の話」という状況であり、安倍内閣の暴走と破たんの実態が示されています。
わが阪神タイガースは、ルーキー藤浪投手の好投と新井兄弟の活躍で、ヤクルトに5対0で完勝、2年ぶりに4連勝を飾りました。一方、首位を独走する巨人は広島に延長11回5対4でサヨナラ負けを喫したので、ようやくゲーム差が縮まりました。ところで、阪神の藤浪投手は、高校時代から甲子園球場で負けなしということで、甲子園の申し子のような選手ですね。
非核の政府を求める京都の会の総会、和田武さんの講演が力になりました。
2013年04月20日
昨日、原子力規制委員会は、全国で唯一稼働中の大飯原発3,4号機について、新規制基準案への適合性を評価する検討会の初会合を開きました。しかし、この評価作業は、「安全上重要な事項に重点を置く」「効率的・合理的な方法を採用する」と簡略化されるなど、大飯原発3,4号機については、新規制基準の例外扱いとし、9月の定期点検まで稼働継続を前提とする動きがあります。大飯原発3,4号機については、専門家から、周辺海底にあるFO-A断層、FO-B断層と陸上の熊川断層の3連動の可能性が指摘されています。その危険性を覆い隠したまま強行した再稼動を継続させることは許せません。昨年、再稼動が強行された時に作った川柳を紹介します。大飯原発は直ちに止めるべきです。
居住支部の支部長さんと、5月12日に船岡山公園で行う、北上後援会の「みどりまつり」と、4月26日に北上革新懇が開催する「小森陽一講演会」の案内をかねて、訪問・対話行動を行いました。憲法改悪や米軍レーダー基地の京丹後への配備計画など、安倍内閣の暴走政治にストップかけるためにも、7月の参議院選挙での支援を訴える中で、日曜版読者2人と京都民報読者1人が増えました。
ところで、地域をまわっていると、空き店舗や空き事務所の看板がまた増え始めています。先日の中小企業団体への訪問・調査でも、「アベノミクスって、いったいどこの国の話か。中小企業まではまったくまわってこない」という声が共通して出されましたが、アベノミクスでは中小企業や地域経済は再生しません。労働者の賃金の引き上げや地域循環型経済への転換が必要です。
午後は、非核の政府を求める京都の会の定期総会に出席しました。午後1時半からは、市民公開講座として、日本環境学会会長、自然エネルギー市民の会代表の和田武さんが「原発ゼロ、再生可能エネルギー社会への転換」と題して1時間半にわたって講演を行いました。和田さんは、原発の危険性、再生可能エネルギーの特性と普及動向、ドイツやデンマークに見る再生可能エネルギー普及による社会の発展の実例、日本での再生可能エネルギーの飛躍的普及の展望について、わかりやすく話されました。とりわけ、ドイツだけでなく、日本と比べても資源が少ないデンマークでも再生可能エネルギーが飛躍的に普及しているのは、政府が脱原発を決断し、積極的普及推進政策を進めていることと、市民・地域が主体の普及を推進していることにあることが、よくわかりました。
その後の総会では私も発言し、米軍レーダー基地配備問題の情勢を報告し、配備撤回を求める運動への協力を呼びかけました。
今日は、気温が一気に下がり、風も吹き、寒い1日でした。
2013年04月19日
今朝の京都新聞は一面トップで、TPP交渉参加をめぐって、カナダを除く先行参加国が日本の参加を支持したとして、「7月参加前進」と書きました。日本の農業と食の安全、医療、労働などあらゆる分野で壊滅的打撃を与えるTPP交渉参加を「前進」とあおるマスコミの報道は大問題です。昨日福岡で行われた日本共産党演説会で志位委員長は。安倍内閣を「暴走と破たん」と特徴づけましたが、その典型がTPP交渉参加だと思います。安倍内閣が完全に破たんする前に、暴走にストップをかけなければなりません。そのためにも、7月の参議院選挙が決定的に重要です。
今朝は、御園橋西詰の交差点で、玉本市議と西賀茂・大宮後援会のみなさんとともに早朝宣伝を行いましたが、気温が一気に下がり、風も冷たかったので、青いヤッケを着込んで訴えました。この交差点は、先日、東西道路に時差式信号の設置を府警本部に要望したところですが、平日の朝の交通量は半端ではなく、時差式信号にしないとほんとうに危険だと実感しました。
宣伝を終えて、地区委員会の事務所に寄って、先日の京都まつりで、民商の会員さんから購入した、北山杉で作ったユニークな小物かけを受け取ってきました。やはり、木で作ったものは、暖かみを感じます。
府会議員団主催の第5回公共政策講座が行われました。講師は、小池2世の呼び声もある、日本共産党中央委員会政策委員の谷本諭氏で、「安倍内閣と医療・社会保障のたたかい」というテーマで、安倍内内閣の社会保障解体路線、日本の社会保障の現状、日本共産党の改革提案について、たいへんわかりやすい話がされました。自民党の石破幹事長と麻生財務相のモノマネも上手でした。
バンザーイ! 阪神が延長12回、何と福留選手の満塁ホームランでヤクルトに劇的なサヨナラ勝ちです。夜の会議が終わったのが9時45分、帰りの車のラジオでは3対3の同点で延長11回に入っていました。自宅に帰ってもまだ試合が続いていており、テレビ放映は終わっていたので、インターネットのプロ野球速報で阪神のサヨナラ勝ちを見届けました。今年の阪神はひと味違います。しかし、巨人の独走は止まらないようです。
昨日青森の米軍レーダー基地を視察した山田知事が「懸念される要因は出てこなかった」と発言、あまりにも無責任です。
2013年04月18日
昨日、沖縄県北谷町で、米兵が酒気帯び運転で逮捕されています。米兵や軍属による事件や事故が絶えませんが、米軍のXバンドレーダー基地配備が計画されている京丹後市の住民からは、治安に対する不安の声が寄せられています。それに対して、3月22日に行われた防衛省による山田知事への説明の中で、防衛省の側は「空自の分屯基地の隊員を含め、協議会を設置し、必要な夜回りをする」と述べています。つまり、米兵や軍属が事件や事故を起こさないように、自衛隊員が夜回りをする、というのです。「どこかの国が攻めてくることから日本を守る」はずの自衛隊が、在日米軍や軍属から住民を守らなければならないとは、自衛隊員も納得できないのではないでしょうか。
紫野泉堂町の交差点と北山堀川の交差点で、井坂市議とともに早朝宣伝を行ってきました。紫野泉堂町では、私たちがマイクで訴えている場所の向かい側のガソリンスタンド跡地に、「洋服の青木」が店舗を建設中です。すでに鉄骨ができていて、その鉄骨の上で3人の作業員が作業をしているのですが、安全ロープもつけないで、細い鉄骨の上を移動しており、「落ちたらどうするんだろう」と心配しながらの宣伝になりました。先日の中小企業団体への訪問でも、「建設関係は仕事が増えているが人手が足りない」という話がありましたが、仕事を急ぐあまり、むちゃな働かせ方がされているのではないでしょうか。
昼から、米軍レーダー基地対策の会議に参加しました。そのなかで、「今年2月に、京丹後市に事前調査に来ていた米軍の車が、乱暴な運転をして交通事故を起こしたらしい」「Xバンドレーダーを運ぶためには、34トンもの重量になるが、京丹後の道路は、それだけに重量にたえられない」などの意見が出されました。昨日、青森県つがる市の車力基地を視察した山田知事は「懸念される要因は出てこなかった」と述べたそうですが、知事にとっては懸念がないかもしれませんが、地元住民は懸念だらけであり、府民の安心・安全に責任を持つ知事として、あまりにも無責任な発言です。
日本共産党京都府会議員は、昨年末から今年にかけて、府内6ヶ所のハローワーク前で、合計16回、「暮らしと雇用のアンケート」調査にとりくみ、202人の方から、聞き取り調査を行った結果を、「『まともに働きたい』202人の叫び」としてまとめました。そして、この調査結果をもとに、大企業による違法な「退職強要」の告発や時給千以上への最低賃金の引き上げや労働者派遣法の抜本改正などを求めて、2月府議会での論戦、大手企業や京都労働局、厚生労働省への申し入れなどを行ってきました。その調査結果と議会論戦、申し入れ活動などをまとめた冊子が、このほど完成しました。自画自賛になりますが、京都における働くみなさんの深刻な実態と打開の展望を考えるうえで、たいへん参考になる冊子だと思います。ぜひ、参考にしていただきたいと思います。
山田知事が青森県車力のXバンドレーダー基地を視察、車力本願は困ります。
2013年04月17日
昨日、水俣病患者と認められなかった熊本県の女性の遺族が、同県に認定を求めた上告審判決で最高裁は、患者認定について「司法が独自に判断すべき」との初めての判断をしめし、女性を水俣病患者と認定するように命じた高裁判決を支持し、県側の上告を棄却、遺族の勝訴が確定しました。最高裁が水俣病を初めて認定したことは重要ですが、認定された患者さんは、36年前に亡くなっています。患者と認定するのに、気の遠くなるような年月を要する問題は、68年前に広島・長崎に落とされた原爆の被爆者の認定問題でも深刻です。実は、京都でも、私自身が関わっている案件ですが、府内のある女性が、被爆手帳交付の申請をしているけれど、認定に時間がかかっているという案件があります。被爆者のみなさんは高齢でもあり、時間がありません。国や行政が早く認定することを強く求めたいと思います。
今朝は、北大路堀川の交差点で早朝宣伝を行いました。昨日は夏日を記録しましたが、今日もとても暖かい朝でした。
2月に卒寿の祝いをして以来、忙しくて母に会いに行けていなかったので、今日は豊中に母の様子を見ていきました。母の入所している施設のすぐ近くに妹の家があるので、姪と甥が交替で毎日にように母の所を訪問してくれています。今日も、姪と甥が母が大好きな愛犬ラッキーを連れてきてくれたので、一緒に施設の近くの服部緑地公園まで散歩に行ってきました。曇り空でしたが、昨日ほどではないにしても、30分あまり散歩すると汗ばむほどの暖かさでした。先日亡くなった俳優の三國連太郎さんと同じ、90歳を迎えた母ですが、お土産に持って行った好物のカスタードプリンをペロリとたいらげるなど、元気なのが何よりでした。
ところで、大阪では、あさって19日に、志位委員長を迎えての大演説会を府立体育館で開催するようで、演説会の案内のテープを流しながら、宣伝カーが走っていました。
京都新聞の夕刊に、京都府が初めて、定期の採用試験における土木職の秋採用を決めた、との報道がありました。理由は、国の緊急経済対策に対応した本年度予算で公共事業費が大幅に増えたこと、昨夏の府南部豪雨の災害復旧もあり、工事の発注や管理の業務が増加したことなどのようです。この問題では、私は先日、「昨年夏の京都南部の豪雨災害の時にも起こりましたが、市町村合併や土木事務所の統廃合などで、職員が激減していることが、災害対策に支障をきたすということが各地で起こっています。自治体リストラでなく、自治体職員の拡充こそ、必要ではないでしょうか」と書き込みましたが、この指摘があたっていたことを示す動きではないでしょうか。京都府には、小手先の対応ではなく、抜本的な職員の拡充を引き続き求めていきたいと思います。
京都府の山田知事が本日、青森県つがる市の航空自衛隊車力分屯基地を訪れ、Xバンドレーダー基地を視察、青森県知事やつがる市長とも意見交換を行った、との報道が、京都新聞の夕刊やNHKニュースで流れました。山田知事は視察後、「環境や治安問題で、大きな問題は起こっていないようだ」「今月中にも、現地の経ケ岬を見に行く」などと話していましたが、車力と経ケ岬では、住宅街との距離もまったく違うし、近辺で定置網漁が行われていたり、ドクターヘリが飛んでいたり、条件がまったく違います。山田知事も、防衛省と同じく、「車力本願」では困ります。新たな川柳ができました。
「なさけない つがるにすがる 山田知事」
評判の映画「舟を編む」を観てきました。評判にたがわぬ、いい映画でした。
2013年04月16日
今朝の京都新聞は、一昨日投開票された、兵庫県の宝塚市長選挙、伊丹市長選挙の結果について、「維新、大敗」「『橋下人気』通じず」「党内落胆、執行部批判も」と報じました。兵庫県の自治体も特別区として「大阪都」に吸収しようとする「維新」の「大阪都構想」に、「ノー」という、きっぱりとした審判が下された、ということでしょう。関西のマスメディアも、異常な「橋下持ち上げ」報道は、いい加減に改めてもらいたいものです。
今朝は、千本北大路の交差点で、井坂市議とともに早朝宣伝を行いました。
楽しみにしていた、東野圭吾原作、福山雅治主演の人気シリーズ「ガリレオ」が、昨日から始まりました。早朝宣伝から帰ってきて、録画していた昨夜の第一話を見ました。新興宗教団体の教祖が念を送る「送念」と呼ばれる行為で、信者を転落死させた事件の真相を湯川教授が見破るというものですが、強力な出力で電磁波を発することによって、高熱を発生させるというトリックは、今京都で問題になっているXバンドレーダーに通ずるもので、「実に面白い」番組でした。
午前中は、府会議員団として先週から始めている、円安・原油高騰などの影響調査で、中小企業団体を訪問して、事務局長さんと事務局次長さんから話を伺いました。「1~3月期の景況調査を行ったが、不動産業や建設関係は、消費税増税前の駆け込み需要もあってか、景気が上向きになっているが、その他の業種では、景況が及んでいるという状況ではない」「建設関係も今はかけこみ需要があるが、来年4月以降は一気に落ち込む可能性が高いので、人手不足でも雇用を増やすことはできない」「紙代、インク代の値上げで、印刷代金や折り込み料も上がっており、印刷関連の業種はたいへん」などの声が出されました。
一昨日の朝、地元の衣笠・金閣支部のベテラン党員が、1年間の闘病生活の末に亡くなりました。今日の午後に行われたお別れ会に、支部のみなさんとともに参列しました。入院中、1回しかお見舞いにいけなかったのが心残りです。遺体を前に、「安らかにお眠りください」と手を合わせました。
久しぶりに夜の日程が入っていなかったので、現在上映中の映画の中で、おもしろいと評判が高い「舟を編む」を観てきました。24万語の辞書を10数年間かけて完成させるという作業が、いかにたいへんなことか、気の遠くなるような努力の結晶だということがよくわかりました。「大渡海」という辞書の名称と、「言葉の海を渡る舟」というキャッチコピーがピッタリだと感じました。同時に、24万語もの言葉を編纂した主人公が、愛する彼女にたいしては、「好きです」「いつもありがとう」「これからもよろしくお願いします」という、きわめてシンプルな言葉で気持ちを伝えていたことが、おもしろいと思いました。
今日は、北区の府・市政報告会が行われました。
2013年04月15日
先日、北区の住民要求運動の交流を行った時に、御園橋西詰めの交差点の信号について、南北道路の信号は時差信号になっているが、東西道路の信号は通常の信号なので、西側から東向きに入ってきた車が右折しにくかったり、東側から左折してくる車と接触する危険がある、という声が出されました。そこで昨日、上賀茂会館に行ったついでに、現地を見てきました。たしかに、東西両方から交差点に入ってくる車が多くて、危険だと感じました。さっそく、さきぼど、撮影した写真も示して、府警本部に、東西道路にも時差信号をと、要望しました。
今夜は、北区の府・市政報告会なので、午後は、その報告の準備をしました。2月府議会は、2013年度予算を決める議会であると同時に、府会議員団がとりくんだハローワーク前での「暮らしと雇用のアンケート」結果にもとづく、雇用問題での論戦、議会開会中に急浮上した京丹後市経ケ岬への米軍レーダー基地配備問題での論戦などが行われました。それだけに、報告する中身がたくさんあります。
府・市政報告会では、私が府議会報告を行い、井坂・玉本市議が市議会報告を行った後、懇談を行いました。参加者からは、「Xバンドレーダーは、強力な電磁波を出すと聞いているが、私は伊根町出身なので、漁業などに影響が出ないか心配だ」「65歳以上の高齢者への医療費軽減の制度が来年にはなくなると言われたが、どうなるのか」「敬老乗車証を楽しみにしていたのに、改悪されるのはごめんだ」「4月から、高齢者の植物園入園料が有料になった」などの意見や要望が出されました。