京都まつりは好天候にも恵まれ、1万2千人の参加で大成功。

2013年04月14日

 昨日の淡路島を震源とする地震では、幸い死者はでなかったようですが、1200戸を超える住宅が損壊したとのことです。新聞報道によれば、淡路島内の自治体では、被害状況を把握するために、自治体職員が全戸を訪問する調査や住民からの聴き取り調査を始めているそうです。昨年夏の京都南部の豪雨災害の時にも起こりましたが、市町村合併や土木事務所の統廃合などで、職員が激減していることが、災害対策に支障をきたすということが各地で起こっています。自治体リストラでなく、自治体職員の拡充こそ、必要ではないでしょうか。

 午前中は、上賀茂健康友の会の定期総会に、玉本市議とともに来賓として参加し、連帯のあいさつを行いました。私は、川柳も使って、東日本大震災と福島原発事故からの復興と原発ゼロのとりくみ、Xバンドレーダー基地配備反対のたたかいについて報告しました。あいさつを終えると、退席して、「京都まつり」に参加するために、宝ヶ池公園に向かいました。

 京都まつりは、暖かい陽気の好天候にも恵まれ、絶好のまつり日和の中、1万2千人がつどい、ほとんどの模擬店が完売したようです。倉林明子参議院京都選挙区予定候補は、各後援会のテントを駆けめぐり、正午過ぎには、北区・上京区の後援会のテントで、力強く決意表明を行いました。

 京都まつりの沖縄・平和連帯コーナーでは、青森・東奥日報の斉藤光政記者の「米軍Xバンドレーダーの配備の背景、問題点をさぐる」というお話と質疑応答が行われました。斉藤記者は、なぜ経ケ岬にXバンドレーダー基地を配備するのか、アメリカのねらいを明らかにするとともに、つがる市では米軍基地再編交付金を年間3億8千万円も出して反対できない状況がつくられたことなどが報告されました。私も、環境アセスについて、青森の車力ではどうだったのか、質問しました。斉藤記者によると、「米軍基地を新設する時には環境アセスが必要だが、車力の場合、自衛隊基地内にレーダー基地をつくったので、環境アセスは必要なかった。しかし、青森県が環境アセスを要求し、防衛庁(当時)は、技術的にむつかしいということで、米軍が行った調査結果をそのまま受け入れて、公表した」とのことでした。

 「京都まつり」から帰ってきたら、阪神対DeNA戦が最終回を迎えており、新守護神の久保投手が最後のバッターを外野フライに仕留めて、阪神がまたしても4対0の完封勝利。高卒ルーキーの藤浪投手がプロ初勝利をおさめました。一方、巨人もまた勝って、早くも独走態勢に入っています。しかし、巨人は阪神以外のチームには負けなしということですから、巨人が強いのではなく、阪神以外のチームがだらしない、ということではないでしょうか。

賀茂川河川敷に公衆トイレを、という要望を聞くために、早朝決起しました。

2013年04月13日

 賀茂川河川敷周辺で、ウオーキング、ゲートボール、ラジオ体操などを楽しんでいる住民のみなさんから、「北山橋周辺に公衆トイレを設置してほしい」という強い要望があり、京都府と京都市に向けての署名運動がとりくまれようとしています。そこで、今朝は、井坂市議とともに、ラジオ体操をやっておられるみなさんから話しを聞くために、6時15分頃に現地にかけつけました。60人近いみなさんが集まっておられ、口々に「北大路から御園橋の間にトイレがないので不便です」「以前からトイレがほしいという要望が出ていました。ぜひともお願いします」など、切実な声が寄せられました。今朝は5時33分に近畿地方で大きな地震が発生したこともあって、地震情報の放送のために、6時半からのラジオ体操の放送は中止になりましたが、毎朝ラジオ体操をやられているみなさんですから、かけ声をかけながら体操を楽しまれていました。その間にも、早朝からジョギングをやられている人たちもたくさん通りかかっていました。これだけたくさんの利用者がおられるのですから、トイレは必要だと実感しました。

 午後1時半からの視覚障害者の後援会=ゆりかもめの会のみなさんの学習会の準備がやっと終わりました。「参議院選挙に向けて、元気がでる話しをしてほしい」という注文だったので、最初に「安倍内閣の支持率が高い」という問題をどう見るか、を話そうと思って、あらためて、先日の「赤旗」に紹介された、安倍首相と大手メディア幹部との会食一覧表をながめて、マスメディアの果たしている役割は重大だと思いました。昨夜の原谷のつどいでは、ある方が、「某新聞社から世論調査の電話がかかってきたが、安倍内閣に批判的なことを言いかけると、電話を切られた」と言っていました。昨年の総選挙後に、朝日川柳に掲載された、「世論調査 世論操作に 見える日々」という川柳を思い出しました。

 視覚障害者後援会=「ゆりかもめの会」の参議院選挙に向けての学習決起集会に参加しました。倉林明子参議院京都選挙区予定候補があいさつをした後、私が45分間にわたって話をしました。私は、冒頭にマスメディアによる安倍内閣の異常な持ち上げや世論操作の実態を紹介したうえで、「安倍内閣がすすめる暴走政治と国民の矛盾は避けられない」として、アベノミクス、「日米同盟」強化、憲法改悪、TPP交渉参加、被災地復興と原発問題の五つのテーマで、国民との矛盾が広がらざるをえない状況を報告しました。その後の質疑応答では、「京都では、久美浜原発も許さなかった。米軍レーダー基地も、絶対に反対だ」「私は福島出身だが、原発事故が起こって、使用済み核燃料も汚染水も処理できないもとで、県民意識が変わってきている。遅すぎたが」「北朝鮮の動きが選挙に影響しないだろうか。日本のマスコミは騒ぎすぎだと思う」などの声が出され、最後に、「参議院選挙はまだ先のように思うかもしれないが、3ヶ月はあっという間に過ぎてしまう。直ちにとりくみを開始しよう」と呼びかけられました。

 明日はいよいよ、3年ぶりの「京都まつり」です。天気が心配ですが、夕刊の天気予報を見ると、夜は雨マークがついていますが、夕方までは降水確率も10%ですから大丈夫のようです。私は、午前11時からの上賀茂健康友の会の総会に、玉本市議とともに参加して、来賓あいさつをしてから、宝ヶ池公園にかけつけます。とりわけ、「沖縄・平和連帯コーナー」での、青森県・東奥日報の記者・斉藤光政さんの「米軍Xバンドレーダーの配備の背景、問題点をさぐる」というお話と質疑を楽しみにしています。

 自宅の近所に、「赤旗」読者の居酒屋が2軒あって、「地域経済に貢献する」という名目で、それぞれ月1回は、夕食をかねて呑みにいくようにしています。今日はそのうちの1軒に行ってきましたが、土曜日ということもあって、けっこうお客さんが入っていて、事実上ご主人が一人で切りもりしているので、注文の品ができるのに時間がかかりました。来月からは、平日に行くようにします。その居酒屋でも、今朝の携帯電話に地震情報が入ったことが話題になっていました。

参議院選挙に向けて全府いっせい宣伝デー、倉林リーフを配布しました。

2013年04月12日

大阪の自民党や維新の会の国会議員、地方議員の寄付金還流問題が、次々と発覚しています。今朝の新聞には、自民党の京都市会議員の名前も出てきました。「韓流ブーム」ならぬ、まるで、「還流ブーム」の様相です。そこで思わず、川柳が浮かびました。

「政界の 還流ブームが 止まらない」

福島第一原発の汚染水漏れ問題が連日報道されていますが、昨日は、水漏れが確認されている貯水槽から別の貯水槽に水を移す作業中、配管のつなぎ目から水が漏れるトラブルがありました。漏れた汚染水の量は22リットルで、放射能の量は63億8000万ベクレルと推定されています。毎日のように汚染水漏れが起こり、そのたびに無責任な記者会見繰り返す東電の担当者の姿を見ていると、事の重大性をわかっていないのではないか、最低限のモラルさえ失っているのではないかと感じます。そこでやっぱり、川柳ができました。

「汚染水 漏れるばかりで モラルなし」

毎月第2金曜日は、参議院選挙に向けての全府いっせい宣伝デーですが、今日は、できたてほやほやの、参議院京都選挙区予定候補の倉林明子さんの紹介リーフレットを配布しながらの宣伝となりました。私は、北野白梅町の交差点で、倉林リーフを掲げて、ハマちゃんカーから訴えました。通学途中の中学生たちが、手を振って声援してくれました。

昨日紹介した堂本印象美術館に、車いすで見に行かれた井上吉郎さんから、歩道と美術館の敷地の段差についてご指摘がありました。先ほど、現地に行ってみたら、昨日はまったく気づきませんでしたが、確かに段差がありました。さっそく、入り口にいた関係者の方に話をしたところ、「確かに、車いすで上がるのはつらいですね。すぐに館長に伝えて、対処します」との返答を得ました。井上さん、ご指摘ありがとうございました。

早朝宣伝に続いて、夕方4時からも北区内の5ヶ所で、倉林リーフを配布する街頭宣伝がとりくまれ、私は、西賀茂生協前の宣伝に参加しました。西賀茂・大宮の後援会のみなさんが10人参加され、順番にマイクも握って訴えました。

宣伝を終えて、地区委員会の事務所に寄ると、先ほどの堂本印象美術館の入り口の段差の問題で、昨日お世話になった副館長さんから、「先ほどの件、至急検討します」との電話が入っていました。すぐに動いて良かったと思います。

原谷学区後援会の「日本共産党と一緒にTPPを考えるつどい」に、講師として参加しました。私は、沖縄県議会で全会一致で可決された意見書なども紹介しながら、安倍首相のTPP交渉参加表明の問題点、TPPに参加したら日本はどうなるのか、ということを報告しました。その後の懇談では「安倍首相や日本の財界は、アメリカに有利なTPPになぜ参加しようとするのか」「TPPに参加したらどうなるのか、はじめてまとまった話しを聞いた」「マスコミの報道だけを聞いていたら、ほんとうのことがわからず、いつのまに

か大変なことになってしまうのが恐い」などの声が出されました。くしくも本日、日米事前協議が合意したようですが、アメリカが自動車にかけている関税の撤廃や、保険分野や投資のルールなどの非関税措置について、アメリカに有利な合意のようです。これでは、交渉参加前から、アメリカの言いなりではありませんか。

 つどいから帰ってきたら、今夜も阪神タイガースが完封勝利でした。そろそろ打線の爆発を期待したいところです。

東日本大震災と福島原発事故から2年1ヶ月、冬に逆戻りしたかのような寒さの中、原発ゼロを訴えました。

2013年04月11日

毎週木曜日の朝は、井坂市議とともに、紫野泉堂町の交差点と北山堀川の交差点の2ヶ所で早朝宣伝を行っています。北山堀川では、地域の後援会員のみなさんがいつも4~5人でビラを配布してくれます。

北山堀川で宣伝を始めようとすると、交通指導員の方が「次の府会・市会の選挙はいつですか?」とたずねられました。「府・市会議員選挙は2年後です」と答えましたが、今日は4月11日ですから、振り返ると、2年前の4月10日に新井進さんからのバトンタッチで初当選してから2年が経過したわけで、折り返し点となります。2年間の活動を振り返り、3年目の出発の日に、新たな決意で、日本共産党のたすきをつけてマイクを握りました。

昨日に続いて、円安・原油高騰などの影響調査で、京商連を訪問し、事務局長さんからお話を伺いました。会員さんからは、「アベノミクスって、どこの話や。わしらには何の恩恵もない」「住友林業の下請けをやっているが、昨年は仕事が4割減って、1千万円の赤字。4月以降は、消費税増税前の駆け込み需要で多忙になるかもしれないが、来年4月以降はまた止まってしまう」「飲食業が大半をしめている東山区では、廃業する会員さんが一番多い」「ガソリンスタンドが次々店をしめていく。1軒もガソリンスタンドがない行政区もある」「現時点でも、13%の会員さんが、来年4月に消費税増税になったら、店をたたむと言っている」など、切実な声が出されていることが紹介されました。

引き続き、聞き取り調査を行い、まとめて京都府への要望や議会での論戦に生かしていく予定です。

今日は4月11日で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から2年1ヶ月。毎月11日には、鳳徳地域の後援会のみなさんと、ハマちゃんカーで地域をまわり、原発ゼロを訴えています。今日は午後から、地域をまわり、先週の福島への震災ボランティアの報告もかねて、被災地の復興と原発ゼロ実現への決意を、10ヶ所で訴えました。あいにく途中で、氷雨が降り出す悪天候でしたが、通りかかった人からの声援もありました。

京都府立堂本印象美術館のリニューアルオープン記念の特別絵画展「京都画壇の巨星たち PartⅠ―文化勲章受章者による日本画―」が明日から始まるので、今日は開会式と特別内覧会が行われました。私は、自宅から歩いて数分のところに美術館があり、もっとも近い地元議員として招待を受けましたが、宣伝行動の予定が入っていたので、午後2時からの開会式には間に合わず、3時過ぎにおじゃましました。その時間には、他に招待客もいなかったこともあり、副館長さんに、マンツーマンで館内を案内していただきました。

私は、美術にはまったくの素人ですが、さすがに巨星といわれる画家のみなさんの作品は、ながめていて、ひきこまれるような気持ちになりました。今回の特別企画展は、5月26日まで行われているので、みなさんもぜひお立ち寄りください。

午後6時から、北大路ビブレ前で、北上原発ゼロネットの署名・宣伝行動に参加しました。毎月11日にとりくんでいる行動ですが、まるで冬に逆戻りしたかのような寒さの中、10人近い方が参加し、私もマイクを握り、原発ゼロ署名を呼びかけました。

午後7時からは、北区のまちづくりや住民運動の検討会議に参加しました。9時過ぎに会議が終わって、気になっていた阪神・巨人戦の結果を見ると、3対0で阪神が完封勝利でした。何と、阪神が強打を誇っていたはずの巨人を3試合とも完封、30イニング無得点に押さえ込みました。こんなに気持ちのいい夜はありません。今夜のスポーツニュースが楽しみです。

府会議員団として、円安・原油・原材料の高騰、電気料金の値上げなどの影響調査を開始。

2013年04月10日

今朝、毎日の日課である体重計に乗ると、このところ61キロを前後していた体重が、60.3キロまで減っていました。昨日、久しぶりに万歩計が1万2千歩をこえた効果がさっそく出たようです。やはり、歩くことが、健康的にダイエットする一番の方法だと思います。議会が始まると歩く機会が極端に減ってしまうので、とくに気をつけなければなりません。

今朝は、北大路堀川の交差点で井坂市議と早朝宣伝を行いましたが、昨日とは打ってかわって、気温がぐっと下がり、寒い朝になりました。いったんタンスにしまっていたヤッケを着こんで宣伝しました。これだけ寒暖の差が激しいと、体調がおかしくなります。

 府会議員団として、円安・原油・原材料の高騰、電気料金の値上げなどの中小企業への影響調査を開始しました。今日の午前中は、三つの中小企業団体をまわり、聞き取りをしました。どこでも、「アベノミクスで円安・株高になって景気がよくなったかのように言われているが、実体経済がどうなるかが問題。中小零細企業の深刻な事態は変わっていない」という声が寄せられました。また、「西陣など伝統地場産業の担い手育成のための職業訓練校を復活させてほしい」「京都府の節電対策の補助金のハードルをもっと下げてほしい」「金融円滑法が終了したもとでも、金融機関はこれまでと同じ対応をすると言われているが、現場で徹底してほしい」などの要望も出されました。

 

午後も引き続き、二つの経済団体・中小企業団体をまわり、聞き取り調査を行いました。「円高にしても円安にしても、ゆるやかな変化なら対応できるが、急激に変化すると対応できない」「製品単価が上昇しても、販売価格には転嫁できない」「多くの企業は収益が悪化しても値上げできないのに、電力会社が一方的に利益確保のために値上げしようとする点は許せない」「輸入玩具の店が、仕入れ値が大幅に上がるので困っている」「うどんやさんは小麦の値上げで、とうふやさんは輸入大麦の値上げで、悲鳴をあげている」など、切実な声が出されました。

夜は、米軍レーダー基地問題の対策会議に出席しました。日本の防衛にはまったく必要のない、アメリカのミサイル防衛の最前線基地、米軍基地再編の一環としての米軍レーダー基地は、京都にいらない、という世論と運動を、京丹後市内だけでなく、京都全体に広げていこう、という意思統一を行いました。

地域を歩いて訪問・対話、久しぶりに万歩計が1万歩を大きくこえました。

2013年04月09日

 今朝は、毎月第1もしくは第2火曜日に行っている、原谷交差点での宣伝日で、玉本市議と地域の後援会のみなさんとともに、早朝宣伝を行いました。原谷地域は北区の中でも他の地域と比べて気温が低いからでしょうか、桜の花もこれからが見頃のようです。交差点のすぐそばにも、きれいなピンク色の桜が咲き誇っていました。桜の名所で有名な原谷苑に向かう道は、先日の日曜日頃から混雑していましたが、今週いっぱい、たいへんな混雑になりそうです。

 2月府議会報告の日曜版折り込みビラが完成しました。14日付の日曜版に折り込まれる予定です。紙面に限りがあるので、2月議会の論戦やこの間のとりくみについて、すべてを紹介することはできませんが、府会議員団と私の活動の一端をぜひ知っていただきたいと思います。

 

午後は、居住支部のみなさんと、京都まつりの案内もかねて訪問・対話行動にとりくみました。春本番を思わせる陽気の中を、地域を歩きたおして、8人の方と対話しました。安倍内閣のもとで、憲法改悪やXバンドレーダー配備など危険な動きが強まっていること、福島の被災地の現状は2年たってもまったく変わっていないことなどを説明し、7月の参議院選挙での支援を訴える中で、日刊紙読者1人、日曜版読者1人、京都民報読者1人、後援会員1人が増えました。Xバンドレーダーについては、「そんな危険なものが京都に来るんですか?」と驚きの声があがっていました。

1時間半あまり、歩いて回ったおかげで、久しぶりに万歩計が1万歩を大きくこえました。健康にもいい運動になりました。

 

 ヤッター 我らが阪神タイガースが、エース能見投手の完封で、にっくき読売ジャイアンツの開幕8連勝を阻みました。非核の会の事務局会議が終わって、カーラジオの中継を聞きながら自宅に帰ってきましたが、2対0と2点リードで最終回を迎え、ワンアウトランナー一塁で巨人の4番阿部をダプルプレーに仕留めて勝利、思わずハンドルを握る手をはずして拍手しそうになりました。甲子園球場での開幕試合で宿敵巨人に完封勝利、阪神タイガースの今シーズンは、今日が開幕です。

今日は、府立学校の入学式。盲学校と山城高校の入学式に出席しました。

2013年04月08日

 今朝の「赤旗」一面トップに、「米軍駐留は憲法9条違反」とした砂川事件・伊達判決が、安保改定を大幅に遅らせたことが、米政府解禁文書で判明した、との記事が報道されています。今朝のNHKニュースでも大きく取り上げられ、最高裁判決前に、田中最高裁長官が中日米主席公使と会談し、最高裁判決では一審判決が破棄されたことを紹介し、「司法への重大な介入だ」と指摘していました。日米両政府が、安保条約を違憲とする判決をいかに恐れていたかを示すものであり、憲法違反の安保条約は廃棄しかない、ということを明らかにしたのではないでしょうか。

 毎週月曜日は、北区の府・市会議員3人そろって、北大路ビブレ前で、ハマちゃんカーを使って早朝宣伝を行っています。今日は、小学校と高校の入学式ということもあって、ターミナル前には、入学式を迎える新小学生と両親の姿がたくさん見うけられました。新入生のみなさん、おめでとうございます。今日は、土日とは打って変わって、雲一つない青空で、絶好の入学式日和です。週末の雨と風で桜がほとんど散ってしまったのが残念ですが。

 昨年に続いて、地元の京都府立盲学校の入学式に来賓として出席しました。PTAのみなさんがお金を出して、生徒のみなさんが作られた、点字ブロックの上に自転車を置かないよう啓発するチラシ入りのティッシュをいただきました。京都府立盲学校は、明治11年の5月24日に創立された日本最初の盲学校で、今年創立135周年を迎えられるそうです。校歌の中に、「よしや道けわしかるとも ここに師あり よしや 世はつれなかるとも ここに友あり」という歌詞がありました。けわしい道やつれない世を乗り越えるうえで、先生方や友達とともに、府立学校である以上、京都府行政の支援が必要だということを思いました。

 府立山城高校の入学式に来賓として出席しました。3月の卒業式では10クラスでしたが、今日の入学式は9クラスですから、約1割も生徒が減っています。私学志向も増えているのかもしれませんが、少子化の影響も否定できないと思います。

 4月29日の午後1時半から京都アスニーで、日本共産党京都府委員会と京都府日本共産党後援会の主催で、シンポジウム「『いじめ』『体罰』のない学校と社会を」が開催されます。今日は、盲学校の校長先生と山城高校の校長先生に、シンポジウムの案内チラシを届け、参加をよびかけました。

 今夜は、北地区委員会の被災地報告・「原発ゼロ」学習活動者会議で、私が学習会の講師をつとめました。4月2日~4日の福島ボランティア支援に参加した6人から、感想・報告が行われた後、私が、「即時原発ゼロ」提言と3月11日の志位委員長名の「被災者本位の復興へ」アピールを中心に、福島の実態や府議会での論戦もふまえて、即時原発ゼロの必要性・緊急性、被災者支援と復興にとって今必要な課題について、重点的に報告しました。学習会の準備のさなかに、本日開かれた衆議院の原子力問題調査特別委員会で、参考人として招致された、元事故調査委員長の黒川元日本学術会議会長が「炉心溶融の状況、(原子炉格納容器の)コンクリートや(注入した)冷却水がどうなっているか全然見えていない。事故が収束していないのは当然だ」と述べました。学習会では、そのことも紹介し、「東電と国は、『収束宣言』を撤回して、事故の収束と原発廃炉、除染と賠償を徹底的に行っていく責任を果たすべきだ」と強調しました。

待鳳地域のつどいで、雇用問題やTPP問題で議論が盛り上がりました。

2013年04月07日

今朝のニュースでは、台風並みの低気圧が日本海側の東北沖と太平洋側の関東沿岸に二つあり、ともに発達しながら北東へ進んでいる影響で、昨日は全国的に風が強く、局地的に激しい雨が降ったが、 とくに福島県いわき市では今日の午前2時10分ごろまでの1時間に91.5ミリの猛烈な雨が降り、同観測点の最多記録を更新したとのこと。いわき市にも仮設住宅があるでしょうし、被災者のみなさんは大丈夫でしょうか。福島第一原発の汚染水流出も続いており、被災地のみなさんにとっては、泣きっ面に蜂です。安倍首相は昨日、就任後5度目の被災地入りをしたということですが、被災者の生活と生業の再建や除染はいっこうに進んでいません。今必要なのは、パフォーマンスや口先の約束でなく、実行です。

 関西テレビの「新報道2001」で、「激論 貧困女子&非正規雇用 アベノミクスで生活はどうなる」というテーマで議論がされていました。そのなかで、経済評論家の荻原博子さんが、「生活保護の引き下げは、最低賃金や修学援助の引き下げにもつながる」「ヨーロッパでは、働いていない人が貧しいが、日本では夫婦が働いていても貧困という状況だ」「OECD諸国の中で、教育への公的支援額が日本は32位だ」「子育て、育児への支援が少なすぎる」など、昨日の北上大集会での尾藤廣喜弁護士の講演で強調された論点につながる主張をされていました。思わず、「荻原さん ガンバレ!」とテレビの前で応援していました。

 NHKの日曜討論で、政府が4月28日を「主権回復の日」として記念式典を開こうとしている問題での討論が行われていました。自民党の高市氏は、「日本が主権を回復したから、沖縄返還の話し合いもすすんだ」などと述べました。しかし、日本共産党の小池政策委員長が明快に述べたように、4月28日は沖縄県民だけでなく、日本国民にとって、アメリカへの従属と屈辱の日です。日本が主権回復どころかアメリカに従属していることは、先日の政府交渉でのXバンドレーダー問題で、防衛省が「アメリカ軍との信頼関係」を優先する立場を明確に述べたことを目の当たりにして、あらためて実感したところです。

 午前中は、雨の中を、居住支部の支部長さんと、来週に迫った「京都まつり」の参加案内を中心に訪問・対話行動にとりくみました。その中で、「Xバンドレーダー配備問題をはじめ、安倍内閣の危険な動きにストップをかけるためにも、7月の参議院選挙が大事になっています。日々の動きをぜひ知ってもらいたい」と訴え、日曜版読者の方が日刊紙を購読してくれました。また、京都まつりのチケットも新たに4枚買っていただきました。

 午後は、待鳳学区後援会主催の「日本共産党と一緒に 日本の経済とTPPの中身を語り合うつどい」に参加しました。河合北地区委員長が日本共産党の雇用アピールを使って、日本の経済と暮らしについて報告し、私が、TPP参加で私たちの生活はどうなるのか、資料も使って報告しました。その後の懇談では、「食品サンプルをつくる職場に勤めているが、3分の2が非正規だ」「朝日新聞の投書欄に、生活保護費を減らすより、政党助成金を削減すべきだ、という投書があった」「滋賀県からお米や野菜を送ってもらっているが、TPPに参加したら、どうなるのか」など、参加者から活発に意見が出されました。結論として、TPPへの参加はアメリカへの経済的従属をいっそうすすめることになるということが参加者全員の認識になりました。そこで最後に、対米従属の重大問題であるXバンドレーダー問題についても訴えました。

「暮らし・平和・生命を守る北上大集会」に雨の中、80人が参加。

2013年04月06日

今朝起きて、テレビのニュースを見ていたら、またしても東京電力がお詫びの記者会見をやっていました。福島第1原発の敷地内にある貯水槽に保管している汚染水が、漏出したということです。貯水槽は免震重要棟の西側にあり、貯水槽の外側の防水シートと内側の防水シートの間の汚染水を分析したところ、1立方センチ当たり約6000ベクレルを検出したといいます。東電には、もうおわびはいいから、すべての被災者への補償と除染を行うことと、危険な原発を一刻も早く廃炉にすることに、全力を尽くしてもらいたいと思います。

朝、日曜版を配達していたら、近所の桜が散り始めており、道路には桜の花びらが積もり始めていました。今日は雨が降るという天気予報だけに、さらに散ってしまうかもしれません。何とか入学式までは頑張ってもらいたいと願いながら、写真におさめました。

月末・月初めがいつも以上に忙しかったので、今朝ようやく散髪に行けました。散髪中に雨が振り出し、外に出ると本格的な雨になっていました。桜がかわいそうです。

午後2時から、京都アスニーで「暮らし・平和・生命を守る北上大集会」が開催され、雨の中、80人が参加しました。尾藤廣喜弁護士が「憲法から現在の貧困を考える」というテーマで講演を行いました。尾藤弁護士は、安倍内閣がやろうとしている生活保護基準の切り下げについて、「生活保護受給者が215万人にもなっているということは、それだけ貧困がすすんでいるということ。貧困の解決のために、賃金の引き上げや保育条件の改善こそ必要なのに、保護基準を引き下げるなど、政治のやることではない」と厳しく批判し、昨年来の生活保護バッシングの問題点、子どもの貧困をはじめとする世界に例を見ない日本の異常さなど、たいへんわかりやすく話していただきました。

あいにくの天候で、デモは中止になりましたが、大型店進出問題、消費税増税問題、TPP問題、保育の現場からの告発、女性の貧困調査、原発ゼロのたたかい、憲法9条を守るたたかいなど、たくさんの発言が聞け、たいへん力になる集会でした。私も、先日の政府交渉でもやりとりになった生活保護の捕捉率の問題で質問をするとともに、京都府民の暮らし・平和・生命に関わる重大問題である、Xバンドレーダー配備問題について、現在の情勢と先日の政府交渉の結果について発言しました。

夜のニュースでは、小野寺防衛相が沖縄県を訪問し、日米両政府が昨日合意したという米軍嘉手納基地より南の6施設・区域の返還計画について仲井真知事や関係自治体の首長に説明したが、沖縄県側からは、「計画に返還期限が明記されていない」として不安の声が続出したという報道がありました。仲井真知事は「期限がない。いつなのか分からない、としか読めない」「9年から10年は、普天間基地は固定化するということになる」と不満をにじませ、今回の返還計画がすべて完了しても、全国の米軍専用施設面積のうち、沖縄県内の施設が占める割合は73.8%から73.1%に下がるだけであり、東門沖縄市長は、「大して減らないのは本当に遺憾だ」と批判していました。県内移設を条件に2022年度以降の返還が計画に盛り込まれた米軍普天間飛行場に関しては、移設先の名護市の稲嶺市長が「負担軽減ではなく機能強化になる」と受け入れ反対を重ねて表明していました。日米両政府の合意は結局、「負担軽減」ではなく、「負担の拡散」だということを、隠さんといてほしいと思います。

今日は民青同盟創立90周年。民青時代の仲間がいろんな分野で頑張っていることに励まされます。

2013年04月05日

 福島から帰ってきて、京都府が、東日本大震災の被災者が入居する府営住宅などの入居期間を最長3年から4年に延長すると発表したことを知りました。2月議会の一般質問で、私自身が山田知事に求めていたことですから、このこと自信は、良かったと思います。しかし、昨日も紹介したように、被災者のみなさんの一番の願いは、仮設住宅や公営住宅の入居期間が延長されるよりも、自宅に帰ってもとの生活にもどりたい、ということだということを肝に銘じて、復興支援に全力でとりくまなければならないと思います。

 今日、4月5日は、日本民主青年同盟の前身である、日本共産青年同盟創立90周年です。私も、大学一回生の夏から、35歳で卒業するまで、文字通り青春時代のすべてを民青同盟で過ごした一人として、創立90周年を心からお祝いします。私たちが民青同盟で活動していた頃の合い言葉は、「未来は青年のもの」で、青年同盟の任務は、学ぶこと、新しい社会の建設者になること、ということを心に刻んで、学習と行動に励んだものでした。あれから20年以上がたち、民青同盟でともに活動した多くの仲間が、社会のあらゆる分野で中心になって頑張っている姿を見て、励まされています。

 今日の衆議院予算委員会で、日本共産党の塩川鉄也議員が質問に立ち、原発の危険性について追及しました。安倍首相も茂木大臣も、「世界最高の安全基準を作って」などと、新たな安全神話をふりまく答弁を行い、塩川議員も思わず「新たな安全神話で、原発再稼働など許されない」と、声を荒げていました。福島の被災者のみなさんの「原発さえなかったら」という悲痛な声を聞いてきたばかりであり、私も怒りを禁じえませんでした。

 今日は、議員団会議や安保破棄実行委員会の代表者会議などで、国政交渉と福島ボランティアの報告を行いました。今日は登場しませんでしたが、明日以降の報告の場では、せっかくなので、3日間の行動の中で生まれた二つの川柳も紹介したいと思います。

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