賀茂川河川敷に公衆トイレを、という要望を聞くために、早朝決起しました。

 賀茂川河川敷周辺で、ウオーキング、ゲートボール、ラジオ体操などを楽しんでいる住民のみなさんから、「北山橋周辺に公衆トイレを設置してほしい」という強い要望があり、京都府と京都市に向けての署名運動がとりくまれようとしています。そこで、今朝は、井坂市議とともに、ラジオ体操をやっておられるみなさんから話しを聞くために、6時15分頃に現地にかけつけました。60人近いみなさんが集まっておられ、口々に「北大路から御園橋の間にトイレがないので不便です」「以前からトイレがほしいという要望が出ていました。ぜひともお願いします」など、切実な声が寄せられました。今朝は5時33分に近畿地方で大きな地震が発生したこともあって、地震情報の放送のために、6時半からのラジオ体操の放送は中止になりましたが、毎朝ラジオ体操をやられているみなさんですから、かけ声をかけながら体操を楽しまれていました。その間にも、早朝からジョギングをやられている人たちもたくさん通りかかっていました。これだけたくさんの利用者がおられるのですから、トイレは必要だと実感しました。

 午後1時半からの視覚障害者の後援会=ゆりかもめの会のみなさんの学習会の準備がやっと終わりました。「参議院選挙に向けて、元気がでる話しをしてほしい」という注文だったので、最初に「安倍内閣の支持率が高い」という問題をどう見るか、を話そうと思って、あらためて、先日の「赤旗」に紹介された、安倍首相と大手メディア幹部との会食一覧表をながめて、マスメディアの果たしている役割は重大だと思いました。昨夜の原谷のつどいでは、ある方が、「某新聞社から世論調査の電話がかかってきたが、安倍内閣に批判的なことを言いかけると、電話を切られた」と言っていました。昨年の総選挙後に、朝日川柳に掲載された、「世論調査 世論操作に 見える日々」という川柳を思い出しました。

 視覚障害者後援会=「ゆりかもめの会」の参議院選挙に向けての学習決起集会に参加しました。倉林明子参議院京都選挙区予定候補があいさつをした後、私が45分間にわたって話をしました。私は、冒頭にマスメディアによる安倍内閣の異常な持ち上げや世論操作の実態を紹介したうえで、「安倍内閣がすすめる暴走政治と国民の矛盾は避けられない」として、アベノミクス、「日米同盟」強化、憲法改悪、TPP交渉参加、被災地復興と原発問題の五つのテーマで、国民との矛盾が広がらざるをえない状況を報告しました。その後の質疑応答では、「京都では、久美浜原発も許さなかった。米軍レーダー基地も、絶対に反対だ」「私は福島出身だが、原発事故が起こって、使用済み核燃料も汚染水も処理できないもとで、県民意識が変わってきている。遅すぎたが」「北朝鮮の動きが選挙に影響しないだろうか。日本のマスコミは騒ぎすぎだと思う」などの声が出され、最後に、「参議院選挙はまだ先のように思うかもしれないが、3ヶ月はあっという間に過ぎてしまう。直ちにとりくみを開始しよう」と呼びかけられました。

 明日はいよいよ、3年ぶりの「京都まつり」です。天気が心配ですが、夕刊の天気予報を見ると、夜は雨マークがついていますが、夕方までは降水確率も10%ですから大丈夫のようです。私は、午前11時からの上賀茂健康友の会の総会に、玉本市議とともに参加して、来賓あいさつをしてから、宝ヶ池公園にかけつけます。とりわけ、「沖縄・平和連帯コーナー」での、青森県・東奥日報の記者・斉藤光政さんの「米軍Xバンドレーダーの配備の背景、問題点をさぐる」というお話と質疑を楽しみにしています。

 自宅の近所に、「赤旗」読者の居酒屋が2軒あって、「地域経済に貢献する」という名目で、それぞれ月1回は、夕食をかねて呑みにいくようにしています。今日はそのうちの1軒に行ってきましたが、土曜日ということもあって、けっこうお客さんが入っていて、事実上ご主人が一人で切りもりしているので、注文の品ができるのに時間がかかりました。来月からは、平日に行くようにします。その居酒屋でも、今朝の携帯電話に地震情報が入ったことが話題になっていました。