米軍レーダー基地配備を許さないために、危険性を知らせる活動が急がれます。

引き分け以上でサッカーワールドカップ出場が決まるという昨夜のヨルダン戦、午前1時半までテレビの前で手に汗握り応援していましたが、日本が1対2で負けて、日本のワールドカップ出場は持ち越しとなりました。2対0とリードされた後半10分に、香川のゴールで1点差に迫り、直後にペナルティキックのチャンスを獲得し、これで同点かと思ったけれど、遠藤選手のペナルティキックをキーパーに阻まれました。本田選手と長友選手という攻守の要を欠き、アウェーの試合というハンディはあったとはいえ、昨年のホームでは6対0で圧勝している格下の相手に負けたのは残念です。それにしても、日本の次の試合は、6月4日のオーストラリア戦ということですから、ワールドカップ予選というのは、ほんとうに長丁場のたたかいです。

 今朝は、井坂市議と労働者後援会のみなさんと、関西電力京都営業所前で、出勤途上の労働者のみなさんに向けて、日本共産党の雇用アピールを紹介したチラシを配布しながら、ハンドマイク宣伝を行いました。私は、府会議員団がハローワーク前でとりくんだ「暮らしと雇用のアンケート」調査結果に示された、雇用をめぐる深刻な現状を打開するために、正規雇用を抜本的に増やし非正規雇用をなくすこと、大企業の内部留保金のごく一部を活用して、労働者の賃金を大幅に増やすことを訴えました。

 昨日の府議会最終本会議で、日本共産党は「Xバンドレーダー配備計画の撤回を求める意見書」を提案して、迫議員が討論の中で、Xバンドレーダー配備計画の危険性を訴えました。今朝の京都新聞の報道では、中山京丹後市長が、青森県つがる市の車力分屯基地を視察後、防衛省への質問状を4月上旬までに受け入れ可否の判断材料とする意向を明らかにしたようです。ひじょうに早いテンポで事が進められようとしています。先日、ある方が娘さんから「Xバンドって、どんなミュージシャン?」ときかれた、という話を聞いて、「Xバンド リーダー誰と 問う娘」という川柳を作りましたが、米軍レーダー配備の危険性と問題点を急速に知らせていく必要があります。

 昼休みに、消費税廃止北区連絡会のみなさんが粘り強くとりくまれている、消費税増税をやめさせる宣伝・署名行動が、大徳寺の交差点、新大宮商店街の入り口で行われました。私も、マイクを握り、働くみなさんの所得や賃金が減り続けているもとで、消費税増税は絶対に許してはならない、来年4月からの実施を決めるのは今年の秋であり、それまでに行われる参議院選挙で、増税勢力に審判を下して、増税実施をストップさせよう、と訴えました。この行動には15人が参加し、短時間で14筆の署名が集まりました。継続は力です。

 夕方に、居住支部の支部長さんと訪問・対話行動にとりくみ、2人の方が「赤旗」日曜版を購読してくれました。「Xバンドレーダー効果」と言っていいのかどうかわかりませんが、いずれも米軍レーダー基地が京都に配備されようとしていることに危機感を持って、日曜版を購読していただきました。ある退職教員の女性は、安倍内閣が憲法改悪、TPP交渉参加に加えて、京丹後市に在日米軍の高性能レーダー基地を配備しようとしている、と話すと、たいへん驚いて、「そんな危険なものを京都に持ってくるなんて許せない」と言って、日曜版を購読してくれました。ある新婦人の会員さんは、「今日の新婦人の班会議で、Xバンドレーダーのことは聞きました」と言って、日曜版を購読してくれました。