参議院選挙に向けて全府いっせい宣伝デー、倉林リーフを配布しました。

大阪の自民党や維新の会の国会議員、地方議員の寄付金還流問題が、次々と発覚しています。今朝の新聞には、自民党の京都市会議員の名前も出てきました。「韓流ブーム」ならぬ、まるで、「還流ブーム」の様相です。そこで思わず、川柳が浮かびました。

「政界の 還流ブームが 止まらない」

福島第一原発の汚染水漏れ問題が連日報道されていますが、昨日は、水漏れが確認されている貯水槽から別の貯水槽に水を移す作業中、配管のつなぎ目から水が漏れるトラブルがありました。漏れた汚染水の量は22リットルで、放射能の量は63億8000万ベクレルと推定されています。毎日のように汚染水漏れが起こり、そのたびに無責任な記者会見繰り返す東電の担当者の姿を見ていると、事の重大性をわかっていないのではないか、最低限のモラルさえ失っているのではないかと感じます。そこでやっぱり、川柳ができました。

「汚染水 漏れるばかりで モラルなし」

毎月第2金曜日は、参議院選挙に向けての全府いっせい宣伝デーですが、今日は、できたてほやほやの、参議院京都選挙区予定候補の倉林明子さんの紹介リーフレットを配布しながらの宣伝となりました。私は、北野白梅町の交差点で、倉林リーフを掲げて、ハマちゃんカーから訴えました。通学途中の中学生たちが、手を振って声援してくれました。

昨日紹介した堂本印象美術館に、車いすで見に行かれた井上吉郎さんから、歩道と美術館の敷地の段差についてご指摘がありました。先ほど、現地に行ってみたら、昨日はまったく気づきませんでしたが、確かに段差がありました。さっそく、入り口にいた関係者の方に話をしたところ、「確かに、車いすで上がるのはつらいですね。すぐに館長に伝えて、対処します」との返答を得ました。井上さん、ご指摘ありがとうございました。

早朝宣伝に続いて、夕方4時からも北区内の5ヶ所で、倉林リーフを配布する街頭宣伝がとりくまれ、私は、西賀茂生協前の宣伝に参加しました。西賀茂・大宮の後援会のみなさんが10人参加され、順番にマイクも握って訴えました。

宣伝を終えて、地区委員会の事務所に寄ると、先ほどの堂本印象美術館の入り口の段差の問題で、昨日お世話になった副館長さんから、「先ほどの件、至急検討します」との電話が入っていました。すぐに動いて良かったと思います。

原谷学区後援会の「日本共産党と一緒にTPPを考えるつどい」に、講師として参加しました。私は、沖縄県議会で全会一致で可決された意見書なども紹介しながら、安倍首相のTPP交渉参加表明の問題点、TPPに参加したら日本はどうなるのか、ということを報告しました。その後の懇談では「安倍首相や日本の財界は、アメリカに有利なTPPになぜ参加しようとするのか」「TPPに参加したらどうなるのか、はじめてまとまった話しを聞いた」「マスコミの報道だけを聞いていたら、ほんとうのことがわからず、いつのまに

か大変なことになってしまうのが恐い」などの声が出されました。くしくも本日、日米事前協議が合意したようですが、アメリカが自動車にかけている関税の撤廃や、保険分野や投資のルールなどの非関税措置について、アメリカに有利な合意のようです。これでは、交渉参加前から、アメリカの言いなりではありませんか。

 つどいから帰ってきたら、今夜も阪神タイガースが完封勝利でした。そろそろ打線の爆発を期待したいところです。