なさけない、猪瀬東京都知事の発言。「五輪招致 ルール違反は 承知せず」

アメリカのニューヨーク・タイムズが、2020年のオリンピック招致をめぐって、猪瀬東京都知事が「イスラム諸国の中で共有されているのは、アラー(神)だけで、互いにけんかばかりしている。彼らには、階級がある」「(東京と)インフラや洗練された競技施設が完成していない二つの国と比べてみてください」などと述べた、インタビュー記事を掲載したことが問題になっています。IOC(国際オリンピック委員会)の行動規範では、候補地同士の比較をすることは禁止されていて、ニューヨーク・タイムズは「IOCの信頼が揺らぐ可能性もある」などと指摘しています。スポーツマンシップにのっとって公正に技や能力を競い合うべきオリンピックの招致に際して、知事みずからがルール違反を行うなど、ほんとうに恥ずかしい話です。猪瀬知事は、「私の真意が正しく伝わっていない」などと弁解しているそうですが、IOCや批判された国が承知しないでしょう。思わず、川柳を作ってしまいました。

「五輪招致 ルール違反は 承知せず」

今朝は、あいにくの雨でしたが、千本北大路の交差点で、傘をさしながら早朝宣伝を行いました。宣伝を終えて自宅に戻ると、雨をものともせず、大きなカラスがゴミをあさっていました。ネットをかぶせても、そのネットをとりはずして、ゴミ袋を噛み破ってしまうカラスを防ぐ方法はないものでしょうか。近所の方が、殺虫剤をかけるという方法を考えついて、やってみたけれど、効果がなかったようです。どなたか、効果的なカラス対策を教えて下さい。

午後は、居住支部の皆さんと、訪問・対話活動にとりくみ、「憲法改悪、TPP交渉参加、米軍レーダー基地の京丹後への配備など、安倍内閣の暴走政治にストップをかけるためにも、7月の参議院選挙で、日本共産党と倉林明子への支援を」と訴える中で、2人の方が「赤旗」日曜版を購読してくれました。商店街も訪問しましたが、ある肉屋さんは、「売り上げが減ったまま、まったくもどらない」と話され、商店街組合の役員さんは、「この商店街も、テナント募集の看板が増え続けている。寂しい限りだ」と話されました。やはり、「アベノミクスで景気がよくなったなんて、どこの国の話か」というのが実態だということを、痛感させられました。

夕方は、別の居住支部のみなさんと、5月12日に船岡山公園で開催される、北区・上京区の後援会のお祭り、「みどりまつり」の案内もかねて訪問・対話行動を行いました。その中で、京建労の組合員さんが、京丹後に米軍レーダー基地が配備されようとしている、という話に「そんなことがやられようとしてるのか」と驚いて、「赤旗」日曜版を購読してくれました。

ところで、5月12日の「みどりまつり」には、先日の福島へのボランティア支援の際にもお世話になり、4月14日の町議会選挙でトップ当選された、馬場いさお浪江町議の参加が決まりました。被災地の最前線で奮闘されている馬場町議から、被災地復興・原発即時ゼロに向けて何が必要か、リアルな報告をお聞きします。