昨夜の「NEWS23」では、東京高検の黒川検事長の辞任について、安倍首相が「任命責任は私にある」と述べたことを取り上げて、第二次安倍政権発足後、9人の閣僚が辞任しているが、安倍首相はそのたびに「任命責任は私にある」と述べながら、一度も責任を果たす行動は行なわなかった、と指摘しました。そこで1句。
「責任が あると果たすは 大違い」
今朝は、御園橋西詰で、玉本市議と大宮後援会のみなさんとともに早朝宣伝を行いました。新型コロナについての悩み事相談を呼びかけるステ看も掲げて宣伝しました。
ところで、京都府議会は、5月臨時議会が本日閉会ですが、今朝の京都新聞にも報道されているように、昨日の予算特別委員会で、新型コロナ対策の補正予算案が採択されましたが、自民党の二之湯副議長が賛成しないという、異例の事態が起こりました。
新版「資本論」の第3分冊の第12章「分業とマニュファクチュア」をようやく読み終えました。12章の結論は、マニュファクチュア的分業は、「相対的剰余価値を生み出すための、または資本の自己増殖を労働者の犠牲において高めるための、一つの特殊な方法でしかない」と位置づけています。マニュファクチュア時代から、資本の論理が貫かれていることがよくわかりました。
ところで、5月の初旬はGWもあり時間がたっぷりあったので、10日間で第2分冊を一気に読了しましたが、さすがに5月の中・下旬はテンポがかなり落ちています。何とか、6月中には、第3分冊を読了する目標を達成したいと思います。
5月臨時府議会の閉会本会議で、「新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書」が、全会一致で採択されました。意見書では、「生活に困窮している国民に対する各種支援策n周知と迅速化、更なる拡充を図ること」「第2次補正予算の飛躍的な増額を行い、早期の予算成立に努めること」「雇用調整助成金の上限額を遡って15000円に引き上げるとともに・・・解雇などの雇用問題に万全の対策をとること」「家賃・リース料など固定費の負担軽減や、納税の猶予を実施」「今後の地域医療を守り、医療崩壊を防ぐ為、医療機関等への支援を行うこと」「感染拡大の第2波、第3波への備えとして・・・PCR検査や疫学調査の体制強化」「速やかに教員や指導員などの人材確保を行い、学びの機会を保障すること」「全ての学生を対象とした学費負担軽減や緊急の給付金の措置、奨学金の拡充や返済減免等を行うこと」など、12項目にわたる対策を求めています。