一昨日の自民党二階幹事長に続いて、昨日は公明党の山口代表が、野党が求めていた、国民1人10万円の現金給付を言い出しました。1世帯30万円給付があまりにも不評なので、野党の要求と世論に押されて、あわてて言い出したのは見え見えですが、政府は、1世帯30万円も含めた補正予算を通した後に検討するという姿勢ですから、遅すぎます。ほんとうにやる気なら、補正予算を組み直すべきです。
今朝は、井坂市議とともに、紫野泉堂町の交差点と上堀川の交差点で早朝宣伝を行ないました。上堀川では、地域の後援会員のみなさんが、市議団の新型コロナ対策の支援制度を紹介したビラを配布してくれましたが、人通りは先週と比べても激減していました。その中でも、見知らぬ高齢の男性が、わざわざビラを受け取りに自転車で駆けつけて来て、「宣伝の音が聞こえたので、戻ってきました。頑張ってください」と声をかけてくれました。
午後は、府会議員団会議で、新型コロナ対策を中心とした当面の活動について議論しました。議論の中では、「高齢者は家にこもりきりなので、激励の電話をかけると、不安などいっぱい話してくれる」「子どもたちは休校が長引き、ストレスをためている。とくに、小学校1年生は、入学式の直後から休校になったので、登校日にも起きて来れない子もいる」などの実態が出されました。
会議の途中に、「安倍首相が国民1人当たり10万円の現金を一律給付するため、今年度補正予算案を組み替える方針固めた」「安倍首相は、緊急事態宣言の地域に40道府県を追加し、対象地域を全都道府県に広げる方向で調整に入った」という、二つの大きなニュースが飛び込んできました。
今夜は、お隣の「まんぷく食堂 きぬ」さんで夕食をいただきました。食事後、、店主夫婦と、緊急事態宣言が全国に拡大することが決定されたことが話題になりました。店主からは、「近辺の店では、すでに休業しているところも出ているが、補償がなければ休業はむつかしい」という声が出されました。食事に来られていた近所の方たちは、政府が1人10万円の現金給付を決めたことをお知らせすると、「ええ、知らなかった。それは助かる」「この近所も、まったく人通りがなくなってしまった」と言われました。