西賀茂生協前で、消費税廃止北区連絡会の署名・宣伝行動。

 具体的な支援策もなく、精神論だけでは、日本の文化芸術の夜明けは来ないでしょう。新型コロナウイルスの影響で文化イベントの自粛が続く中、文化庁のホームページに発表された宮田文化庁長官の「日本の文化芸術の灯を消してはなりません」「明けない夜はありません!今こそ私たちの文化の力を信じ、共に前に進みましょう」という声明に、文化関係者から、休業補償などの具体的支援策に言及せず、「空疎だ」「精神論では乗り切れない」などの反発が相次いでいるそうです。こんな能天気な長官のもとでは、文化庁の京都移転も、京都の文化芸術の発展につながるか、疑問です。

 今朝の「赤旗」日刊紙に、3月31日放送のBSフジ番組「プライムニュース」での新型コロナ対策についての日本共産党の志位和夫委員長の発言が掲載されています。国民の不安や疑問に全面的にこたえる内容になっています。
とくに、イベント中止などに伴う必要経費への直接の補填はできないという政府の根拠について問われ、志位委員長は、「補填できない理由はないんです。直接支援は、例えば東日本大震災のとき。中小企業のグループ補助というのをつくり、直接支援をやったのです。自然災害のときですらやったのです。今回は新型コロナによる疫病ですが、自粛に伴って起こっているわけで、できない道理はない」と、ズバリ答えました。また、志位委員長は、ドイツのモニカ・グリュッテルス文化大臣が、コロナ対策で「芸術家とクリエーターはどんなコストを払っても守る」と断言したことを紹介していますが、日本の文化庁長官とは大違いです。

消費税導入から32年目に突入した今日、午後5時半から、西賀茂生協前で、消費税廃止北区連絡会が、消費税減税を求める署名・宣伝行動が行なわれ、私もマイクを握りました。対話のなかではやはり、新型コロナウイルスのことが話題になりました。署名をしてくれた、介護施設で働く女性は、「マスクが足らなくなって、内側にガーゼうぃ入れて使い続けている」と話されました。御園橋商店街にある中華料理店では、出前の注文の電話の際に、「京都産業大学の学生はアルバイトしてませんよね」と聞かれることもあり、産大生に感染者が出て以来、お客さんが激減したそうです。

あ~あ、久しぶりに、酒に弱くなったことを痛感しました。今夜は、お隣の「まんぷく食堂 きぬ」さんで夕食。ジブエ料理の鹿肉のソテーとおでんを肴に、お酒を少々いただきました。自宅にもどって、座いすにすわって、NHKの「ニュースウォッチ9」を見始めたはずが、気がついたら、別の番組になっていました。座いすで熟睡は、久しぶりの体験です。