行事や会議の中止があったので、「新版 資本論」を読み始めました。

 昨夜の夕食は、先日の西賀茂・大宮後援会のセンターのバザーで購入した「お一人焼き肉プレート」を活用して、一人焼き肉を楽しみました。夕食後、自宅2階の窓を開けると、雲一つない夜だったので、みごとなスーパームーンを見ることができました。

昨日政府が発表した「緊急経済対策」には、今朝のテレビのニュース番組や自民党内からも批判が相次いでいます。とりわけ、「現金給付」については、「愚策」だという厳しい批判が寄せられています。最大の問題は、個人に対する現金給付も、中小企業に対する現金給付も、「大幅な収入減」などの条件付きになり、「線引き」が行われていることです。「線引き」が行われることで対象は、全世帯の2割程度ときわめて狭くなり、多くの個人と事業者が切り捨てられます。たとえば、単身者のサラリーマンの場合、年収300万円なら、149万円まで年収が下がれば30万円が給付されます。しかし151万円までしか下がらなければ、給付されないという「不公平」が生じます。しかも、給付金が手元に届くのは、5月半ば以降になるといいます。今月の暮らしと営業もままならないというみなさんには間に合いません。日本共産党が主張しているように、すべての国民に1人10万円の迅速な給付を実施すべきです。

 今日は、予定されていた、府立盲学校と府立山城高校の入学式が、来賓不参加となり、非核の政府を求める求める京都の会の事務局会議も中止となったので、午前中は金閣支部の支部委員会に参加し、午後は、「新版 資本論」を読み始めました。「資本論」は、今から30年以上前、民青同盟の京都府委員長をやっていた時に、当時の民青同盟の専従者の集団学習として、今は亡き有田光雄さんを講師に、1年かけて学習したおかげで、読了はしていますが、最新の訳での読了に再挑戦したいと思います。「フランス語版への序言とあとがき」の中の、「学問にとって平坦な大道はありません。そして、学問の険しい小道をよじ登る労苦を恐れない人々だけが、その輝く頂上にたどりつく幸運にめぐまれるのです」というマルクスの言葉を胸に刻んで。

 午後6時から四条烏丸で行なわれた、京都社会保障推進協議会の消費税・社会保障宣伝行動に参加しました。今夜は、新型コロナ感染対応として、サイレント宣伝ということで、横断幕を掲げて、新型コロナ対策の制度紹介などのビラを配布しました。退社時間の四条烏丸とは思えないほど、人通りは少なかったけれど、ビラは、けっこう受け取ってくれました。