菅官房長官が、「桜を見る会」を来年は中止すると発表。

「桜を見る会」私物化疑惑について、各マスコミも疑惑の追及を始めています。朝日新聞は、「桜を見る会」を日程に含んだ観光ツアーを案内する文書が、安倍首相の事務所名で、地元有権者に届いていたことを報道しています。安倍首相は8日の参院予算委員会で、日本共産党の田村智子議員の質問に対し、「私は主催者としてあいさつや招待者の接遇は行うが、招待者の取りまとめなどには関与していない」と答弁していました。朝日新聞が入手した文書は、2018年4月21日に開かれた「桜を見る会」の際のもので、「『桜を見る会』について(ご連絡)」と題し、「平成30年2月吉日」の日付や「あべ晋三事務所」として地元事務所の電話番号が記載されていて、桜を見る会とその前日に都内のホテルで行う首相夫妻同席の夕食会に加え、4コースの中から選べる都内観光ツアーを提示。「招待状は内閣府より、直接、ご連絡いただいた住所に送付されます」などの注意書きもあったそうです。首相は「関与していない」と答弁しましたが、あべ晋三事務所が関与しているのですから、首相の責任が問われます。

午前中は、京都府警察職員殉職者慰霊祭に参列しました。会場は、龍谷大学近くの京都府警察学校なので、京阪電車で行きましたが、最寄りの駅が、深草駅から龍谷大学前深草駅という長い駅名に変わっていました。

菅官房長官は、本日の記者会見で、「桜を見る会」について、総理官邸内や与党議員に招待者の推薦を求めていたことを認め、招待者の基準を明確にするなど、全般的な見直しが必要だとして、来年度は中止すると述べました。結局、「各界の功労者」は、首相らの後援会員というサクラだったということになります。そこで、怒りの1句。
 「功労者 総理が集めた サクラかな」

 世界野球プレミア12が行なわれていますが、昨夜のスーパーラウンドの2試合目、優勝をめざしている日本は、若手選手が中止のアメリカに3対4で敗れました。今夜は、メキシコに3対1で勝利し、韓国との最終戦に、決勝進出がかかります。今回の日本チームには、なぜか、阪神タイガースから1人も選ばれていません。新人王候補の近本選手や、防御率1点台の藤川投手、岩崎投手、島本投手らを選んでいたら、日本の優勝は確実だと勝手に思っています。