府議会は、決算特別委員会の知事総括質疑が、28日(月)に行なわれ、日本共産党からは、島田議員と私が質問に立ちます。日本共産党の出番は午後2時半頃からの予定で、島田議員、私の順です。私は、「原発マネー」環流問題と水道の広域化・民営化問題を追及する予定です。KBSテレビで放映され、京都府議会ホームページでもライブ中継されるので、ぜひ、ご覧下さい。
今朝は、御園橋西詰で、玉本市議と西賀茂・大宮後援会のみなさんと早朝宣伝を行いました。今日は、決算特別委員会の現地調査があるので、最初に訴えさせてもらって、早めに抜けさせてもらいました。
府議会は、決算特別委員会の現地調査1日目、午前中は、黄檗山萬福寺で歴史的建造物等保存伝承事業を、京都府営水道宇治事務所で府営水道施設更新・耐震化事業を調査しました。後者では、地下14メートルの工事現場を視察しました。
午後は、JR奈良線複線化・高速化事業及びJR奈良線玉水駅橋上化等事業について調査しました。JR玉水駅は橋上化され、東西自由通路もできて、東西にエレベーターも設置され、利便性が向上した現場を視察しましたが、地元要望による橋上化事業であるため、JRは現駅舎の減耗相当部分にあたる、総事業費約6.9億円のわずか2.7%しか負担していなことがわかりました。
今夜のNHKのニュースで、関西電力の経営幹部らに多額の金品を渡していた福井県高浜町の元助役が、すでに報道されている「吉田開発」以外に、原発関連の工事や警備を請け負う少なくとも2つの会社から多額の報酬を受け取り、この2社は関西電力から震災後の原発の再稼働に伴う安全対策工事などを受注して売り上げを大きく伸ばしていたことを、報道しました。報道によると、元助役が相談役を務めていた兵庫県高砂市のメンテナンス会社は昨年度までの5年間で149億円あまりの原発関連の工事を受注、元助役が取締役を務めていた警備会社は高浜原発の再稼働に伴う警備などを請け負い去年3月期に過去最高となる51億円余りの売り上げを記録していました。関西電力はこれまで原発の立地地域への配慮を理由に「発注のプロセスや契約額は適正だった」と説明していますが、工事の発注に問題がなかったか、徹底究明が必要です。