朝晩、めっきり寒くなってきました。被災地が心配です。

 今週に入ってから、朝夕はめっきり寒くなり、昨夜は毛布をかぶって寝ました。寒さといえば、台風19号の被災地では、5千人以上が避難所生活を送っておられますが、暖房のないところがほとんどだから、避難所の環境改善のために、毛布やダンボールが必要になっているようです。

 府議会は、決算特別委員会の8日目、危機管理部の書面審査が行われ、日本共産党からは私と成宮議員が質問しました。私は、「原発マネー」還流問題を取り上げ、原発再稼働ありきで、住民説明会などで発言した関電幹部に金品が流れていたことへの受けとめをただし、京都府としても調査し、関電に再稼働断念を求めるよう追及しました。部長は、「重大問題だ」とは言いながら、「京都府として調査するつもりはない」と答えました。また、必要な避難道路の整備がどれだけ残っていて、いつまでにやるのかとただしたところ、「10年計画で、3年目が終わったところ」という答弁だったので、緊急を要する道路整備だから、国への要望も行って、スピードアップするよう求めました。この問題では、舞鶴の自民党議員も要望しました。成宮議員は、避難所の運営改善と質の向上、要配慮者の避難対策、消防職員の拡充を求めました。理事者は、「消防職員の充足率は81.7%で、財政的な問題がある」と答弁しました。

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は、2020年東京五輪のマラソンと競歩の会場について「IOC理事会と大会組織委員会は札幌市に移すことに決めた」と、既に二者間では札幌開催で合意に達したとの認識を示しました。バッハ氏は、「(札幌開催は)より涼しく選手の健康を守れる。これは大きな、そして重要な一歩だ」と述べたそうですが、ほんとうに選手の健康を考えるなら、真夏の開催という日程を変更すべきではないでしょうか。