戦争法強行から4年目の9月19日、市役所前集会に参加しました。

 安倍改造内閣発足から1週間もたたないうちに、早くも新閣僚に疑惑が浮上。高市総務相が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部が2017年の衆院選期間中、当時警察庁や防衛省と取引のあった奈良市の寝具リース会社から、30万円の献金を受けていたことが分かりました。公選法は国会議員に対し、国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関連して献金することを禁じており、同法に抵触する恐れがあります。高市氏の事務所は、事実が確認されれば、「直ちに返金して本年度の収支報告書に計上する」と言っているそうですが、返せばいいというものではありません。

 プロ野球も大詰めですが、クライマックスッシリーズへの自立進出も不可能となった阪神タイガースファンとしては、新人の近本選手の活躍だけが希望です。近本選手は、昨日も3安打を放って、長嶋茂雄氏の持っていたセリーグ新人安打記録の153本に並び、盗塁も34でセリーグ1位になりました。ヤクルトの村上選手との新人王争いも熾烈になってきましたが、ぜひ、両方に新人王をあげてほしいものです。

 京都府議会は、一般質問の1日目で、日本共産党からは、さこ祐仁議員が質問に立ち、北陸新幹線の延伸問題、西陣織の振興についてただしました。北陸新幹線延伸問題では、環境保全問題、トンネル工事の影響、京都のまちづくりへの影響、建設費負担問題など懸念される問題の指摘に対して、西脇知事は、「環境影響評価の各段階で意見をあげていく」「受益に応じた負担を求めていく」などと、懸念や疑問にはまもともに答えず、これまでの答弁を繰り返すだけでした。

今日は9月19日、4年前の今日、安倍政権が戦争法を強行しましたが、市民と野党の共闘が始まった日でもあります。3ヶ月ぶりに市役所前集会に参加しました。日本共産党から倉林明子参議院議員が訴えました。

こんなひどい判決があるでしょうか! 福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、東京地方裁判所は、3人全員に無罪を言い渡しました。判決で、永渕裁判長は、裁判の大きな争点となった原発事故を引き起こすような巨大津波を予測できたかについて「津波が来る可能性を指摘する意見があることは認識していて、予測できる可能性が全くなかったとは言いがたい。しかし、原発の運転を停止する義務を課すほど巨大な津波が来ると予測できる可能性があったとは認められない」と指摘しました。そのうえで、「原発事故の結果は重大で取り返しがつかないことは言うまでもなく、何よりも安全性を最優先し、事故発生の可能性がゼロか限りなくゼロに近くなるように必要な措置を直ちに取ることも社会の選択肢として考えられないわけではない。しかし、当時の法令上の規制や国の審査は、絶対的な安全性の確保までを前提としていない」として無罪を言い渡しました。まさに、白を黒と言いくるめる判決であり、許せません!