府議会報告・予算要求懇談会では、府政への要求が次々と寄せられました。

16日の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議を欠席し、地元後援会の新年会に出席したことに関し、小泉環境相は本日の衆議院予算委員会で、「問題だという指摘は真摯に受け止めて反省している。今後は気を引き締めて対応したい」と謝罪しました。萩生田文部科学相と森法相も公務以外の理由で同会議を欠席したと認めました。大臣失格トリオです。

 府議会は、一般質問の初日でしたが、今日は、与党議員5人が質問に立ちました。その中で、福知山市選出の自民党議員は、公立・公的病院の再編・統合のリストにあげられた、福知山市立病院大江分院について、市議会で存続を求める意見書を国にあげたことを紹介するとともに,、身近な病院の医師不足や介護職員不足の実情を訴えていたのが、印象的でした。

 今夜は、府議会報告・予算要求懇談会でした。参加者からは、新コロナウイルスの影響について、「祇園のスナックでは、先週のお客は1日2~3人。ゼロも2日続いた。今月の店の家賃と共益費30万円の支払いがむつかしい」「アルバイト先の旅館・ホテルのフロント業務・清掃業務が止まって、仕事がない」「四条烏丸の観光案内の方が『昔の冬枯れの京都にもどった』と言っていた」「高齢者施設では、手袋の着用や消毒薬の活用が指示されているが、手に入らない」「府の保健所・保健環境研究所の職員体制が後退している」など、リアルな実態が出されました。また、「高校教員の病休が増えている」「京都府や京都市の発注の工事現場で設定労務単価の半額の賃金になっている」「鳥獣害対策の金網の材料費の3割が地元負担になっている」など、府政への要求が次々と寄せられました。