残念な訃報が飛び込んできました。今朝の「赤旗」及び京都新聞で報道されていますが、日本共産党国会対策委員長を長年務められた、寺前いわお元衆議院議員が亡くなられました。寺前さんは、京都府議2期を経て、衆議院旧京都2区から8回当選され、私が衆議院6区から初めて立候補した、小選挙区制の最初の選挙となった1996年の衆議院選挙で、京都3区から立候補し、当選されました。勇退された後の2000年の衆議院選挙では、何度も応援に来ていただきました。一度聞いたら忘れられない、「政治は国民のためにある。そうじゃないでしょうか、みなさん」という寺前節が、今も耳に残っています。長い間、お疲れさまでした。安らかにお眠りください。
今朝は、自治体要求連絡会と総行動実行委員会の共催で、府庁門前宣伝が行われ、日本共産党府会議員団も揃って参加しましたが、直射日光を浴びて、猛烈な暑さのなかでの宣伝となりました。府会議員団からは、本日の午後に代表質問を行う、ばばこうへい議員が訴えました。
府議会は代表質問2日目で、日本共産党から、ばばこうへい議員が質問に立ちました。ばば議員は、「消費税を引き下げ、くらしや地域を支える政治の在り方について」「中小零細企業に対する経済対策について」「最低賃金引き上げ等の雇用対策について」「大学生が学び続けられる支援について」「病院・診療所・介護施設への経営支援、PCR検査体制と保健所体制の確立について」「30人以下学級の実現、子どもの心に寄り添うための支援、児童相談所の体制強化について」「自治体本来の役割の発揮について」の7項目にわたって質問しました。
西脇知事は、消費税減税や武器の爆買の見直しについては「国において検討されるもの」と答弁、最低賃金引き上げについては、「雇用の維持がまずは必要」と、安倍首相と同じ答弁、大学生への支援については、国まかせ、大学まかせの答弁を繰り返すなど、国いいなりの姿勢がいっそう目立ちました。
「高等教育無償化プロジェクトFREE京都」のみなさんが、「新型感染症拡大により被害を受けた青年・学生に対する追加支援を求める陳情書」を府議会に提出し、各会派に要請にまわられました。日本共産党では、私と西山議員が対応しました。陳情書では、京都府としての学生実態調査、SNS等を活用した相談窓口の開設、学生支援緊急給付金を補完する制度の創設、アルバイトができなくなった学生への支援、学生に対する家賃補助制度、学びの環境の確保、などを求めています。