国民の怒りがさらに広がることは必至です。今朝の京都新聞の報道によると、賭けマージャンで辞職した黒川前東京高検検事長の処分を巡り、事実関係を調査し、首相官邸に報告した法務省は、国家公務員法に基づく懲戒が相当と判断していたが、官邸が懲戒にはしないと結論付け、法務省の内規に基づく「訓告」となったと、複数の法務・検察関係者が共同通信の取材に証言したそうです。安倍首相は国会で「検事総長が事案の内容など、諸般の事情を考慮し、適切に処分を行ったと承知している」と繰り返すのみで、実質的には事前に官邸で決めていた経緯に言及しない首相の姿勢に批判が高まるのは必至です。
なお、その安倍内閣の支持率は、朝日新聞社が23、24日に実施した全国世論調査では、先週の33%から4ポイント下がって29%と毎日新聞に続いて3割を割り込み、第2次安倍政権が発足して以来、最低となりました。不支持率は52%で、先週の47%から5ポイント増えて5割を超えました。
コロナ感染拡大で、スポーツ界も、オリンピックの1年延期、高校野球やインターハイの中止など、影響が広がっています。今年こそ、15年ぶりの阪神タイガースの優勝を期待している阪神ファンにとっても、プロ野球がいつ開幕されるのか、やきもきしています。そんな折に、タイガースのユニフォーム仕様の服を着た(着せられた)、孫の日陽君の写真が届きました。
午後は、今期最後の総務・警察常任委員会でした。新型コロナウイルス感染症に関する所管事項の質疑で、私は、特定定額給付金の申請用紙に、希望しない場合に×をつけるチェック欄に誤ってチェックする方が続出することが危惧されていることへの対策、在日外国人への制度の周知や窓口対応について要望しました。
議案の質疑では、文化庁移転工事請負契約の件について、昨年の予算特別委員会での質疑で、「建物の費用については、国が賃料を年1億円支払うので40数年で回収できる」と答弁していたことを指摘して、「移転整備費が76億8977万円では、1億円の賃料では足りないではないか」とただしたところ、理事者は「賃料の引き上げもありうる」と答弁しました。また、コロナ危機から文化と文化施設を守れという空前の世論と運動が起こっているさなかに、京都府が、老朽化対策に莫大な費用がかかることを理由に、「子ども
文化会館」を閉館する方針を発表したことを批判し、文化庁移転が真に文化・芸術の発展につながるように、注視していく必要がある、と指摘しました。
暑い日のマスクは辛いと思っていたら、府庁の1階で、「就労継続支援事務所きょうどう」のみなさんが、「きらっと涼しい肌触りの 麻マスク」を販売していました。涼しげなマスクだったので、思わず2枚購入しました。これで、夏を乗り切れるかな。