市バス路線変更についての交通局の地元説明会には、40人近くが参加しました。

昨年7月の参院選で初当選した自民党の河井案里参院議員をめぐる公選法違反事件で、広島地検が案里氏の公設秘書を逮捕しました。この問題で、地検が立件する方針を固めたことに関し、本日の参議院予算委員会で安倍首相は、「議員としては疑いを抱かれることのないよう身を処していく必要がある」「国会議員としてさまざまな疑いについては国民に説明を果たしていく責任を負っている」などと、まるで人ごとのように答弁しました。案里氏を公認し、応援にかけつけた安倍首相の責任も重大です。

今日は3月3日のひな祭り。まもなく1歳4ヶ月になる孫の心ちゃんは、妻がプレゼントしたひな人形にご満悦のようです。会うことはままならないので、写真でがまんです。
ところで、今夜は午後7時から交通局の説明会があるので、夕食は簡単にすまそうと、帰りに生協によったら、ひなまつり用の「海鮮ちらしずし」があったので、思わず購入しました。

市バスのダイヤ改正での、12号、59号系統、急行102号系統の路線変更についての交通局の地元説明会には、40人近くが参加しました。参加者からは、「立命から桜木町バス停に右折する交差点は、今でも車が多くて危険なところ。右折レーンや時差信号が必要だ」「きぬかけの道の沿道で店をやっているが、観光シーズンの路線変更で客が激減した。通年でやられたら、店がつぶれてしまう」「赤坂町は、80歳以上の高齢者が多い。今でも、金閣寺前のバス停まで歩いて10分。帰りは坂道で15分以上かかる。さらに、金閣寺道のバス停まで歩けというのか」「90歳をこえる高齢者が、総門町のバス停があるから、買い物や銭湯に通うことができる。そのバス停がなくなれば、出かけることもできなくなる」「わら天神のバス停は、今もバスを待つ人で行列ができている。3本もバスが増えたらどうなるのか」「急行あ102号系統は、金閣寺に客を誘導するためなら、これまでの路線の方が早く着くではないか。結局、嵐電のための路線変更ではないか」など、次々と疑問や怒りの声が出されました。そして、出された意見を持ち帰って検討し、検討結果を返してもらうことになりました。

参議院予算委員会での日本共産党の小池晃書記局長の1時間40分にわたる質疑は、ざ残念ながら視聴できませんでしたが、今夜のNEWS23で、一部が紹介されていました。小池氏は、新型肺炎の検査体制をめぐって、安倍首相が、かかりつけ医が必要と考えれば全ての患者が検査を受けられるかのような発言を行なったことを批判しました。また、自民党の河井案里議員が逮捕された問題で、自民党が5億円もの選挙資金を提供し、買収資金に使われた可能性を指摘しました。