安倍首相が、1都7府県に緊急事態宣言を発令することを表明。

昨日は、少し風が冷たかったけど、晴天の日曜日、桜も満開で、絶好の行楽日和でしたが、新型コロナの影響で、金閣寺周辺は信じられないほど閑散としていました。西大路通りの駐車場は、日中でも2台しか駐車していませんでいた。観光通りもダジャレじゃないけど、閑古鳥が鳴くような状況で、お隣の「まんぷく食堂 きぬ」さんも、昼食時の客が私1人だけでした。政府や自治体の自粛要請のもと、とりわけ観光業や飲食店は深刻な事態になっています。やっぱり、自粛要請と一体に損失補償と一律給付が必要です。

先ほど、安倍首相が、東京をはじめとする首都圏、大阪府、兵庫県などを軸に、緊急事態宣言を明日にも発令する方針を固めた、というニュース速報が流れました。発令の際には、専門家の知見を十分に聞き、国会と国民に十分な説明を行なうこと、私権の制限は抑制的にし、乱用を慎むとともに、何よりも補償が必要です。

午後は、ハマちゃんカーで地域をまわりましたが、嬉しい発見がありました。昨年の統一地方選挙前にとりくんだ要求アンケートにもとづいて土木事務所に要望していた、今宮通りに面した、大徳寺の北側の老朽化して危険な石塀が、今日通りかかると、全面的に撤去されていました。要望から1年かかりましたが、危険箇所が改善されたことは良かったと思います。

先ほど安倍首相が、新型コロナウイルスの感染拡大に備える改正特別措置法に基づき、緊急事態宣言の発令準備を表明しました。早ければ7日に宣言を出して8日から効力を発生させる方向で、対象地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県、期間は5月6日までです。京都府は、対象地域に入ってはいませんが、近隣の大阪府、兵庫県が対象になっているので、影響は避けられないでしょう。

先週金曜日に、今週からの学校再開が発表されましたが、全国の7都府県に緊急事態宣言が発令されることが明らかになるなかで、今日になって、一転して再開延期の動きが起こっています。門川京都市長は、本日の夕方に、市立学校の5月6日までの再休校を発表しました。西脇京都府知事は、午後6時からの緊急記者会見で、府立学校の8日からの再開について、再検討を府教育委員会に要請しました。コロコロ方針が変更され、学校現場も保護者も対応に苦慮されていることでしょう。日本共産党の志位委員長がBSフジのプライムニュースで指摘したように、安倍首相が科学的根拠なく一律休校を判断したために、その解除にも根拠が示せず、教育委員会も右往左往しているのではないでしょうか。