安倍政権の閣僚の不祥事は底なしです。

 今朝の京都新聞に、昨夜の大将軍学区後援会主催の「こんな京都にしたいなア 懇談会」でも議論になった、市バスの混雑問題への対策について報道されています。京都市交通局が、秋の観光シーズンのバス混雑対策として、乗客が集中する4つのエリアで対策を実施するということで、私の地元の金閣寺エリアでは、今春に実施した臨時停留所を再び設けて市民向けと観光客向けを分離するようです。ちょっと気になったのは、京都市交通局がバス運転手に実施した初めてのアンケートで、激しい車内混雑の課題が浮き彫りになったという記事です。ずっと以前からわかっていたことではないか、対応が遅すぎると思いました。

 今日は、19秋の府市民総行動で、府庁門前で早朝宣伝が行なわれました。日本共産党府会議員団も全員勢ぞろいで参加し、私が代表して訴えました。私は、9月議会に消費税増税に反対する1147件もの請願が寄せられたことを紹介し、消費税を5%にもどして、景気回復を、と訴えました。また、莫大な財政負担を伴う北陸新幹線延伸より、抜本的な防災対策こそ優先すべき、と訴えました。

 27日に亡くなられた、北民主商工会副会長の塚隆久さんのお別れ会に参列しました。塚さんには、各種選挙の後の民商のご苦労さん会の場で、厳しくも暖かい意見をいただいていました。今年は、4月の統一地方選挙と7月の参議院選挙のご苦労さん会で、元気な姿を拝見し、ご意見をいただいたばかりでした。突然の訃報に驚くばかりです。お別れ会では、3人の子どもさんが、それぞれ、お父さんの思い出を語り、参列者の涙を誘っていました。安らかにお眠りください。

 安倍政権の閣僚の不祥事は、もはや底なしです。河井法務大臣の辞任を受けて、日本共産党の志位委員長は、「主要な閣僚が1週間のうちに2人も辞任するのは異常事態だ。萩生田文部科学大臣も含めて、3人が失格という前代未聞の事態で、内閣総辞職に値する。安倍総理大臣の『任命責任は私にある』ということばは聞き飽きた。一度も国会で説明することなく、不祥事にふたをするために使われてきた。今の状況は、安倍内閣の深刻なモラル破壊が進んだ結果だ」と述べました。「任命責任は私にある」と言うなら、安倍首相は国会の場で任命責任を明らかにするなど、態度で示すべきです。

 世界遺産の沖縄県の首里城が全焼したことに、沖縄出身の著名人から悲しみの声が寄せられています。私の大ファンである、沖縄出身の女優仲間由紀恵さんは、「大きなショックを受けました。故郷、沖縄のシンボルでもあり、琉球の歴史を語る上でも欠かせない首里城が焼失し、いたたまれない気持ちでいっぱいです。2011年に時代劇『テンペスト』で撮影にも訪れており、とても思い出深い場所なので、残念でなりません。いつかまた再建し、またあの美しい姿を見られることを信じています」とのコメントを寄せています。