北野白梅町で、福山和人市長候補を迎えて「まちかどタウンミーティング」開催

 昨日の安倍首相の施政方針演説は、「桜」「「カジノ」疑惑にはいっさいふれず、東京オリンピック・パラリンピックについては19回もふれ、五輪を疑惑隠しに利用しようとする姿勢が見え見えです。しかし、野党は、国会冒頭に、カジノ廃止法案を共同提出するなど、結束して疑惑追及の構えであり、安倍政権の行方は五里霧中です。そこで1句。

 「疑惑隠し 五輪利用も 五里霧中」

 今朝の京都新聞の1面に、市長選挙の争点の現場から論戦を伝えるとして、「序盤ルポ」という記事を掲載しています。「観光公害」を争点として取り上げていますが、冒頭に、現職の門川候補が、告示日の演説会で、「4年前は観光で京都は潤ったと評価された。今回は『観光公害や、公害や』と・・・」などと述べ、苦渋の表情を浮かべたことを紹介しています。観光公害で苦しんでいるのは市民であり、解決策は、福山和人さんに市長になってもらうことです。

 午後は、衣笠学区の後援会員訪問にとりくみました。自宅を出たところで、京都新聞の集金の方にバッタリ出会い、「浜田さん、選挙で忙しいでしょうけど、いつ集金に行かせてもらったらいいですか」ときかれたので、「今払いますよ」と、路上で新聞代を支払いながら対話になりました。「福山さんの話、白梅町で聞きました。いい人ですね。公約をぜひやってほしいけど、やれるんですか?」と聞かれたので、「京都市の年間予算の1%足らずで実現できます」と話すと、「それなら知り合いにも伝えます」と言ってくれました。
 後援会員訪問では、「敬老乗車証なくなったら困ります」「医療費の負担が増やさないで」「孫が大学受験だけど、奨学金に利子がついているので心配です」など、切実な要求が出され、「必ず投票に行きます」「福山さんの支持を広げます」など、積極的な反応が返ってきました。

 午後5時から、北野白梅町で、福山和人市長候補を迎えての「まちかどタウンミーティング」が行なわれました。福山候補とあかたちかこさんのトーク、保育士有志の「おかんと息子」のコント&ラップの後、集まったみなさんや通行人からの質問に福山候補が答えるタウンミーティングが行なわれました。「大宮交通公園への消防署移転計画を凍結して検証してほしい」「北野白梅町駅の改修にともなうバス停設置はやめてほしい」「保育士の処遇改善を」「行政の責任でプラゴミ対策を」など、次々と質問・要望が出され、福山候補が一つ一つにていねいに答えました。

菅官房長官は本日の記者会見で、首相主催の「桜を見る会」について、内閣府が保存期間5年を理由に廃棄済みと説明してきた2011~13年度の会場設営などの資料が見つかったと発表しました。菅氏によると、内閣府総務課内を改めて探したところ、3年分のファイルに会場設営の契約書などの資料が残っていたということで、菅氏は「確認不足で不適切な対応だった」と述べました。菅氏はこれまで、桜を見る会の招待者名簿など資料の有無について、再調査はしないとの立場を繰り返してきましたが、真面目に探せば出てくるのではないか、隠しているのではないか、という疑惑がますます深まりました。