いよいよ、安倍首相の責任は重大です。「桜を見る会」にマルチ商法で行政指導を受けた「ジャパンライフ」元会長が招待されていたとされる問題で、昨日の野党の追及本部のヒアリングに出席した元社員の男性が、招待状が宣伝に利用されていた実態を証言しました。
元社員は、「安倍晋三内閣総理大臣から山口(元)会長に桜を見る会のご招待状が届きましたという資料を使って、お客さまの前でプロジェクターでスライドに映して、この資料を説明しました。ジャパンライフって不安だなって思ってたお客さまも、当然この資料が出れば信用します」と証言し、全国各地のセミナーで毎年のように宣伝に利用していたと説明しました。安倍首相の招待状が被害拡大に利用されたことは明らかであり、いったい誰が招待状を送ったのか、国民の前に明らかにすべきです。
今日は、近畿いっせい宣伝デーということで、わら天神の交差点で、井坂市議と衣笠・金閣後援会のみなさんとともに早朝宣伝を行ないました。京都市長選挙勝利めざして、「福が来る」のぼりと要求プラスターを掲げて宣伝しました。なお、「赤旗」記者が取材に来られていたので、明日の「赤旗」近畿版の掲載されるかもしれません。お楽しみに。
時事通信が6~9日に実施した12月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比7.9ポイント減の40.6%、不支持率は5.9ポイント増の35.3%となりました。下落幅は、「森友学園」問題が国会の焦点となっていた2018年3月(9.4ポイント減)以来の大きさです。通算の首相在職日数が歴代最長となった安倍政権について、長期化による「緩み」が「あると思う」が68.6%に上り、「あるとは思わない」は14.2%でした。また、安倍政権が歴代最長にふさわしいかどうかに関しては、、「ふさわしくない」が37.5%で、「ふさわしい」の29.0%を上回りました。一方、政党支持率では、「支持政党なし」が5.6ポイント増の61.1%で、政治不信が増大していることは深刻です。