京都民医連が、新型コロナウイルス対策で、京都府に緊急の申し入れ

3月15日に予定されていた、国領五一郎墓前祭も、中止となりました。毎年、国領五一郎の墓前に、時々の情勢のもとで、国領五一郎同志の遺志を受け継いで、政治の革新を誓う墓前祭です。今年は、墓前に誓うことはできませんが、安倍政権による戦争する国づくりを許さず、憲法9条を守り抜く決意を、国領五一郎の墓前に届けたいと思います。

 安倍首相が全国の小中学校、高校、特別支援学校への休業要請を行ってから初めての国会審議となる、参議院予算委員会が今日から始まりました。安倍首相は、同要請について「直接専門家の意見をうかがったものではない。私の責任で判断した」と述べました。また、萩生田文部科学相は、安倍首相の全国一斉休校の要請について、当日知ったことを明らかにするとともに、「休みを挟んで3日間で全ての準備をするのはかなり無理があり、結果として現場にご迷惑と混乱を与えていると認識している」と述べました。やっぱり、安倍首相が、後手後手に回っているという批判を避けるために、先手を打とうと独断専行で行ったことが、大混乱を招いたことは明らかです。

 京都民医連の松田事務局長らが、「新型コロナウイルス感染症に関わる医療機関・介護事業所等への当面する支援強化を求める緊急要請」を西脇府知事に申し入れに来られました。府会議員団も同席し、京都府は健康福祉部の湯山副部長が対応しました。申し入れでは、府民が安心して生活できるよう対策を強化することとして3項目、医療・介護現場への支援を強化することとして4項目を要望しています。

今日の参議院予算委員会では、立憲民主党の蓮舫議員が、政府の専門家会議が感染拡大を防ぐために立食パーティーや飲み会を避けるよう呼びかけた後の2月25日夜、西村経済再生相、北村地方創生相、竹本科学技術担当相の3閣僚が、自民党の杉田水脈衆院議員の政治資金パーティーに出席していたことを指摘し、3閣僚は認めました。まったく、危機感なしの安倍政権です。
ところで、私の今夜の夕食は、自宅で一人寂しく、居酒屋メニューでした。