京建労北支部の結成50周年記念祝賀会、福山和人京都市長選挙予定候補のお披露目街頭演説に参加。

 厚かましいにもほどがあります。今朝の「赤旗」とともに、京都新聞でも報道されましたが、在日米軍の駐留経費負担(思いやり予算)について、トランプ米政権が日本政府に対して、現行の5倍もの増額を求めていたことを、昨日、日本政府筋が明らかにしました。京都新聞には、思いやり予算の年度ごとの変遷をグラフで紹介していますが、2019年度予算で1974億円計上しており、単純計算すれば、9800億円以上の巨額の要求となります。日本政府は、今のところは拒否しているようですが、そもそも日本が払う必要のない「思いやり予算」は、廃止すべきです。

京建労北支部の創立50周年記念祝賀会が開催され、1100人の組合員回復目標を達成し、200人近い参加者で盛り上がりました。日本共産党からは、こくた恵二国会対策委員長・衆議院議員、倉林明子参議院議員、3人の府・市会議員、福田北地区委員長が参加し、こくたさんと井坂市議があいさつしました。アスベスト訴訟弁護団の中心メンバーでもある福山和人弁護士が市長選挙選挙勝利へ決意を述べました。

 午後4時から、四条烏丸で、「つなぐ京都2020」から京都市長選挙に立候補する福山和人弁護士のお披露目街頭演説が行なわれました。福山さんは、「家族や子どものためにまじめに頑張ってきた高齢者に『早く死にたい』と言わせる日本の政治はいったい何なのか」と涙ぐみながら訴え、99%の市民のための政治をめざして、「夢をつなぐ」「なりわいをつなぐ」「まちをつなぐ」「未来へつなぐ」「ひとをつなぐ」という五つの柱の政策を訴えました。その後、「つなぐ京都2020」に結集する団体・個人が訴えました。日本共産党からは、こくた恵二国会対策委員長・衆議院議員が訴えました。

 昨日から、女優の沢尻エリカ容疑者が合成麻薬のMDMAを所持した疑いで逮捕されたニュースが、新聞・テレビを賑わしています。しかし、警視庁はおよそ1か月前に情報を得て、行動の確認を進めていたそうです。なぜ、このタイミングで逮捕したのか。「桜を見る会」をめぐって安倍政権が窮地に陥っている時期というのは、偶然とは思えません。これまでも、2016年2月の甘利大臣の現金授受疑惑の時の元プロ野球選手の清原和博容疑者の逮捕、今年2月の沖縄県民投票で辺野古基地反対が多数を占めた時のピエール瀧容疑者の逮捕ということもありました。もちろん、今回の安倍首相の疑惑は、芸能人の逮捕などで打ち消されるようなことはありえない重大問題です。