ローマカトリッック協会のフランシスコ教皇が来日。

来日中のローマカトリック協会のフランシスコ教皇は昨日、被爆地の長崎と広島を訪れ、「核兵器についてのメッセージ」を発表しました。
とくに、印象に残ったのは、「核兵器のない世界が可能であり必要であるという確信をもって、政治をつかさどる指導者の皆さんにお願いします。核兵器は、今日の国際的また国家の、安全保障への脅威からわたしたちを守ってくれるものではない、そう心に刻んでください。人道的および環境の観点から、核兵器の使用がもたらす壊滅的な破壊を考えなくてはなりません。核の理論によって促される、恐れ、不信、敵意の増幅を止めなければなりません」「戦争のために原子力を使用することは、現代において、犯罪以外の何ものでもありません。人類とその尊厳に反するだけでなく、わたしたちの共通の家の未来におけるあらゆる可能性に反します。原子力の戦争目的の使用は、倫理に反します。核兵器を保有することもまた倫理に反します」というメッセージでした。
核保有国とともに、安倍首相に向けたメッセージのように思いました。

午後は、閉会中の毎月常任委員会が行なわれました。総務・警察常任委員会では、参考人として、奈良県営競輪場の森本光博工場長から「奈良県営競輪場の売上向上に係る取組について」説明を受け、質疑応答が行なわれました。奈良競輪でも、京都の向日町競輪と同様に、平成26年度から包括民間委託になっていて、経営の効率化によって、経営の収支が改善されているようでした。

中国政府は、この民意をどう受けとめるのでしょうか。24日投票が行われた香港の区議会議員選挙では、民主派候補が圧倒的勝利を収めました。公式結果によれば、民主派は452議席中384議席、85%の議席を獲得。前回2015年の選挙の120議席の3倍以上に大躍進です。一方、親中派陣営が獲得した議席はわずか53議席で、4年前の65%から約13%と5分の1に激減しました。また、投票者数は有権者の約71%に上り、前回のほぼ2倍になりました。数カ月前から続く民主化デモが激しさを増す中、中国政府寄りの香港政府の対応を拒否する民意が示されたことは明らかです。