国会で大議論になった森友学園の問題をめぐって、決裁文書改ざんを命じられて、2年前に自殺した近畿財務局職員だった赤木俊夫さんの遺書と手記が公開され、赤木さんの妻が、国と財務省に損害賠償の訴えを起こしました。赤木さんの遺書の中身と妻のメッセージは、安倍政権と財務省に対する、心の底からの抗議の声でした。ところが、麻生財務相は、「きちんと反省したうえで、二度とこうしたことが起きないように、信頼回復に取り組んでいきたい。大臣としての職責を果たしていきたい」、安倍首相は「改ざんは二度とあってはならず、今後もしっかりと適正に対応していくものと考えております」などと他人事のような発言しか述べませんでした。佐川元国税庁長官にいたっては、一言のコメントもありません。赤木さんの遺書や妻のメッセージをどう受けとめたのでしょうか。
野党は、「森友問題再検証チーム」を立ち上げ、「このような不条理を絶対に許すわけにはいかない。野党が協力して徹底追及する」としています。
厚顔無恥としかいいようがありません。「森友学園」を巡る財務省の公文書改ざん問題で自殺した近畿財務局の職員の手記が公表されたことをめぐり、麻生財務大臣は本日、「新たな事実が判明したことはない」として、「再調査は考えていない」と述べました。これまで明らかになっていなかった、赤木さんの手記と遺書全文が公開され、公文書改ざんの経緯が明らかになったのですから、再調査は当然ではありませんか!
2月京都府議会が閉会しました。閉会本会議には、新型コロナウイルス感染症対策として、この間わが党も求めてきた中小企業や農林水産業者等の当面の運転資金のための緊急支援補助金などを含む追加補正予算案が提案され、全会一致で可決されました。
また、全会派共同で、国に新型コロナウイルス感染の爆発的な拡大の防止と重症化の予防に必要な措置、国民生活の安定の確保のために必要な施策に、迅速にとりくむことを求める「新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書」が提案され、全会一致で可決されました。
なお、最終本会議では、日本共産党からは、西山議員が意見書討論、光永議員が議案討論を行いました。
新型コロナウィルスに負けるなと、市役所前集会&デモが行なわれました。夜になっても、とっても暖かく、デモ行進では、汗をかきました。