東京高検の黒川検事長が、賭け麻雀で辞任です。

驚きのニュースです。東京高検の黒川務検事長が新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言が出ている5月初旬に産経新聞記者や朝日新聞社員と賭けマージャンをしていたと週刊文春が報じたことを受け、黒川氏が法務省の聞き取り調査に対し、賭けマージャンをしたことを認め、辞意を表明したというニュースが飛び込んできました。しかし、黒川氏が辞めて済む問題ではありません。法解釈を変えて、閣議決定までして、黒川氏の定年延長を行い、検察庁法の改定を強行しようとした安倍政権の責任は重大です。

森法相は本日、東京高等検察庁の黒川検事長が新聞記者らと賭けマージャンをしていたとの週刊誌報道について、「賭けマージャンということであれば、賭博罪に当たる恐れもある」とした上で、「報道されていることが事実であれば、厳正に処分する」と語りました。一方、安倍首相は本日の午前、「法務省において事実関係を確認していると思うが、まだ何も報告を受けていない」と記者団に語りました。にわかに信じがたい話です。今朝の時点で、黒川氏は賭け麻雀の事実を認めて、辞任の意向を固めたと報道されており、安倍首相には、いの一番に報告されているはずです。安倍首相と森法相は、国民に説明責任を果たすべきです。

安倍首相は先ほど、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言に関し、大阪、京都、兵庫の近畿3府県で解除すると表明し、新規感染者数の増加に歯止めがかかり、病床数や検査体制の確保にめどが立ったと判断した、と述べました。その上で、密閉、密集、密接の「3密」回避やマスク着用などの定着を要請し、クラスターが発生しやすい接客を伴う飲食店などへの出入りを控えるよう呼び掛けました。
ご近所の居酒屋さんは、今日はまだ休業していたので、今夜の夕食は、自宅で居酒屋メニューにしました。