午後は、持続可能な地域社会に関する特別委員会が行なわれた。

2月13日に開会した2月定例府議会は19日に閉会の予定なので、弁当作りも、今日を含めてあと3日となりました。それにしても、今回の議会は、新型コロナウイルス対策が中心になり、まさにコロナ議会の様相でしたが、感染の影響はますます深刻であり、議会閉会後も対策の強化を求めていかなければなりません。

寒かった! 今朝は、千本北大路の交差点で、井坂市議と早朝宣伝を行ないましたが、3月半ばを過ぎたとは思えない寒さでした。それもそのはずで、車の温度計は1度で、「路面凍結注意」の表示も出ていました。

午後は、持続可能な地域社会に関する特別委員会が行なわれました。所管事項の調査として、「持続可能な地域社会の構築に向けた働く場の創出について」というテーマで、東洋大学国際学部国際地域学科の沼尾波子教授が報告され、質疑が行なわれました。沼尾教授は、企業誘致による雇用機会確保ではなく、その地域にしかない、地域にあった風土や人材を生かした働く場の提供が大事だ、と強調され、成功しているいくつかの事例を紹介されました。私は、それらの成功例における行政の役割や、雇用を維持するための対策などについて質問しました。質疑応答のなかで、沼尾教授が、「機能論から地域づくりを行ってきたために、町村合併や圏域行政が進んだが、生活者からみた地域づくりが大事ではないか」と述べられたのが印象的でした。

府庁から自宅に帰って、金閣寺周辺の飲食店を訪問して、新型コロナウイルス感染に関するアンケートをお願いしました。お好み焼き屋さんは、「観光地の飲食店なので、外国人観光客が減り、修学旅行の中止・延期により、大打撃です」と話されました。別の飲食店では、「息子が緊急融資をお願いにいったが、条件が合わず、断られた」と話されました。