日本共産党の小池晃書記局長の参議院予算委員会での質問は圧巻でした。

 昨日の予算委員会の質疑を見ていて、思わず笑ってしまったのは、安倍首相のマスクが小さくて、あごが隠れず、時折鼻の下にずれるのを上に上げていた姿です。アベノマスクは国会議員にはすでに届いているようですが、着用している議員は少数派のようです。
理由は、「小さくて使い勝手が悪い」とか、「家族に使ってはダメだと言われた」と不良品が相次いで見つかったことによる品質の問題を懸念しているそうです。首相が率先して着け続ける姿をみて、扱いに悩む自民党議員も少なくなく、着用するかしないかで「首相に対する忠誠心を見られているのかも」と不安を吐露する議員もいるそうです。まさに、アホノマスクですね。

 「週刊文春」が、河井克行前法相による道交法違反の“教唆”音声を公開するとともに、地元の私設秘書を務めていたA氏の驚くべき証言を紹介しています。
「克行氏のパワハラは特に車中でひどかった。私は運転手を兼ねた秘書をしていましたが、とにかく、車に乗ると些細なことで一日中怒られます。自分に非がないことを証明するために音声を録りました」「高速道路での車間距離の詰めかたは、あおり運転以外の何物でもなく、前方の車も恐怖だったでしょう。思い通りの運転じゃないと罵られるし、真冬の速度違反も怖かった。法令遵守のかけらもない人が法相になったのには驚きました。いまだに国会議員を続けているのが許せません」
 河井夫妻をめぐる公職選挙法違反問題では、12人の議員に現金が配られたという新たな事実も明らかになっています。元秘書が言う通り、夫婦ともに、いまだに国会議員を続けているのは許せません!

 めちゃくちゃ暑かった! 午前中は、ハマちゃんカーで鳳徳・紫野地域をまわって、8箇所で街頭演説を行ないました。昨日もめっちゃ暑かったけれど、今日はさらに暑くなって、初夏を通り越して、真夏のような暑さでした。再議の街宣場所では、紫野支部の支部長さんがポスターはりをしていたので、写真を撮ってもらいました。

 日本共産党の小池晃書記局長の参議院予算委員会での追及は圧巻でした。小池さんはまず、5人に1人が退学を考えているという深刻な現状にある学生への支援について、「あしなが育英会でも10億円を支援しているのに、補正予算案ではわずか7億円だ」と指摘しましたが、萩生田文科大臣は「充分だとは考えていない」と認めました。    
小池さんは、医療現場への財政支援について、医師会をはじめ医療団体のみなさんの「このままでは6月にはショートしてしまう」という緊急提言も示して、1490億円の包括支援給付金ではまったく足りないと指摘しましたが、安倍首相は「必要であれば、予備費を使ってさらなる支援を行なう」と答弁しました。
小池さんは、PCR検査体制の強化について、加藤厚労大臣の「ほんとうに必要な方が検査を受けれるように」という答弁や、「1日2万件を必ず検査するということではない」という答弁について、「方針の転換をやろうとしていない」と厳しく批判しました。
小池さんは、持続化給付金について、「なぜ、売上50%以上減少という線引きをするのか。根拠を示せ」と追及したのに対して、安倍首相も梶山経済再生大臣も、「予算規模を考慮してどこかで線を引くしかなかった」ということを認めました。小池さんは、事業がつぶれるかどうかという時に、財源の規模など言ってる場合か。しかも、1回きりの給付金では救えない」と厳しく指摘しました。なお、フリーランスのミュージシャンなどは、「減収を証明できればいい」との梶山大臣の答弁がありました。
小池さんは、都市再生機構(UR)が家賃滞納を理由にした強制退去を行なっていることを厳しく批判しました。
小池さんは、最後に、「災害を超える事態が起こっているのだから、災害時にやったさまざまな知恵を発揮すべき」「中小企業には融資、大企業には返済不要の資金援助、これが納得得られるか」と、厳しく指摘しました。