昨日、加藤厚生労働大臣が、雇用調整助成金の助成率について、中小企業が休業手当てを支払う際、賃金の60%を越える分は国が一定額まですべて助成する、自粛の協力要請に応じる企業には一定額まで休業手当ての全額を助成するなど、拡充の方針を明らかにしました。新型コロナ対策をめぐって、世論と野党の論戦で、一歩一歩前進していますが、政府の対応はまだまだ遅すぎます。
今朝のNHK日曜討論は、新型コロナ対策でいま何が求められるか、というテーマで、各党の政策責任者が討論しました。日本共産党からは田村智子政策委員長が出席し、検査体制を抜本的に強化して、大量検査に大転換をはかること、医療崩壊を防ぎ、国民の命と健康を守るために、1490億円という補正予算の規模を数兆円規模に引き上げること、自粛要請にともなう補償が自治体まかせになっていては格差が生まれるので国が補償すること、持続化給付金は「売り上げ50%以上減少」という線引きを行なわないこと、などを求めました。他の野党の政策責任者からも、具体的な要望や提案が行なわれました。それに対して、自民党の岸田政調会長は、「問題意識は共有する」「ご指摘は受けとめる」と言いながら、結局、野党の提案について具体的にどうするのかまったくあいまいで、とにかく、「補正予算を成立させて速く実施することだ」と述べるにとどまっていました。岸田氏の姿勢は、危機感がまったく感じられず、チコちゃんじゃないけど、思わず、「ボーと生きてんじゃないよ!」と叫びたくなりました。
午前中は、昨日に続いて、読者集金と元読者への電話かけを行ないました。読者集金では、休業要請にこたえて休業中の居酒屋さんから、京都府の支援金の手続きについて問い合わせがありました。やはり、休業中の眼鏡屋さなkらは、「うちのような店には支援はないんですかね」と不満の声が寄せられました。元読者への電話を通じて、「赤旗」日曜版読者が1人増えました。金閣寺前のバス停の近くの方からは、「コロナより、市バスのバス停を元に戻してほしい。不便になって困っている」という声が寄せられたので、市バス署名が1700筆近く集まり、5月にも京都市に要望に行くことを伝えました。
午後は、ハマちゃんカーで西賀茂地域をまわり、公園前を中心に5箇所で街頭演説を行ないました。当初の天気予報では、午後は雨が降ると言われていましたが、いい天気になったので、公園では、子どもたちや親子連れが元気に遊んでいました。
午後4時半からは、先週に続いて、西賀茂MG前で、西賀茂・大宮後援会のみなさんと宣伝を行ないましたが、買い物客はけっこういました。
今夜の夕食は、お隣の「まんぷく食道 きぬ」さんの居酒屋メニューを、お店では自粛要請で7時以降はお酒をいただけないので、テイクアウトして自宅でいただきました。ご主人がサービスしてくれたのか、ボリュームたっぷりで、食べきれませんでした。