自民、立憲民主両党の国対委員長が昨日会談し、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、国会議員の歳費を当面1年間2割削減する方針で基本合意したようです。しかし、国会議員の歳費は月130万円程度なので、ボーナスを除いて年収1560万円ですから、2割というと約312万円になります。国会議員定数は衆参合わせて713人ですから、総額で22億2456万円です。一方、日本共産党以外の政党が毎年受け取っている政党助成金は約320億円です。この政党助成金こそ返上すべきではないでしょうか。
今朝は、御園橋西詰で、玉本市議と西賀茂・大宮後援会のみなさんとともに、新型コロナ対策の府議団のポスターや市議団の横断幕を掲げて、早朝宣伝を行ないました。寒かった昨日とは打って変わって、暖かい朝の宣伝となりましたが、人通りはますます少なくなっています。
望月元環境相の死去に伴う衆院静岡4区補選が昨日告示され、元東京都議で立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党が統一候補として推薦する無所属新人の田中健氏を初め、新人4人が立候補しました。選挙戦は、事実上、野党統一候補の田中氏と自民党公認、公明推薦で元県議の深沢陽一氏との対決選挙と見られていますが、なぜか、NHKから国民を守る党(N国)から、野党統一候補の田中氏と同姓同名の田中健氏が立候補しました。与党を助ける意図が見え見えです。
この人の辞書には、「自粛」という言葉はないのでしょうか。明日発売の「週刊文春」に、安倍昭恵夫人が、3月15日に大分に旅行し、約50人の団体とともに大分県宇佐市の「宇佐神宮」に参拝していたというスクープ記事が掲載されているそうです。前日の14日には、安倍首相が記者会見して、「現状は依然として警戒を緩めることはできません」「感染拡大の防止が最優先」「全国津々浦々、心を一つに、正にワンチームで現在の苦境を乗り越えていきたい」と国民にコロナウイルス対策の重要性と行動の自粛を訴えていました。昭恵夫人は、同行者に「コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかへ行こうと思っていたんです」と語っていたといいます。昭恵夫人には、「自粛」の意味が理解できないのでしょうか。そこで1句。
「昭恵さん 自粛の意味を 知らないの?」