新型コロナウイルスの影響について、福祉保育労働組合のみなさんと懇談・

 今朝起きると、午前2時18分頃、石川県で震度5強を観測する地震が起こった、というニュースが飛び込んできました。震源地は石川県能登地方で、マグニチュードは5.5と推定され、輪島市で震度5強、穴水町で震度5弱などが記録されたそうです。妻の実家のある金沢市は、震度3程度だったようですが、心配です。

 今朝は、わら天神前で、衣笠・金閣後援会のみなさんとともに早朝宣伝を行ないました。私は、昨日、衆議院本会議で可決された、新型コロナウイルス感染症を新型インフルエンザ等対策措置法の対象に加える改定法案について、憲法が保障する基本的人権の制約を可能にするものであり、厳しく批判しました。そして、昨日、日本共産党の志位和夫委員長が発表した「国民生活の緊急防衛、家計・中小企業への強力な支援を」と題する緊急経済提言の中身を紹介しました。

 日本共産党府会議員団の新型コロナウイルス対策本部として、福祉職場での影響を知るために、福祉保育労働組合のみなさんと懇談しました。保育所、学童保育、障害者施設、介護施設の現場で困っている問題や要望をお聞きしました。そのなかで、政府や京都府が実施しようとしている施策が実効あるものになっているか、見届けることが重要だということが明らかになりました。たとえば、先日京都府が71万枚のマスクの配布を決めましたが、配布先は福祉関係では福祉施設等関係団体になっていて、協会や連盟に入っていない施設に届くのかどうか疑問だといいます。また、政府の施策で、午前中から放課後児童クラブを開所する場合の追加経費を3月2日に遡って国費10分の10を支援しますが、申請の締め切りが13日だそうです。こうした施策の執行の見届けとさらなる拡充を国や自治体に求めていくことが必要です。

 たいへん残念な連絡が京都原水協から届きました。4月24日から26日にニューヨークで開催予定だった原水爆禁止世界大会について、大会を主催する国際企画委員会が、新型コロナウイルス感染の世界的なひろがりの事態に対応するために、世界大会を中止することを決定したので、世界大会への代表派遣中止を決めたとのことです。なお、4月27日から国連で開かれる予定の NPT 再検討会議は、まだ主催者側からの変更発表はありませんが、同国際企画委員会は、「国連で4月中旬までに予定されていた各種会議が中止あるいは市民社会の参加のない象徴的な行事に規模縮小され、グテーレス事務総長が職員の出入りを除き国連ビルを閉鎖すると発表したことで、NPT 再検討会議が意味のある形で開催される可能性は低くなっています」と述べています。