昨日、山田京都府知事が、Xバンドレーダーの設置予定地の経ケ岬を視察し、その後、中山京丹後市長とともに地元自治会の代表11人と懇談しました。新聞報道によると、住民側からは、「基地は毎日50トン以上の水を消費すると聞いた。美しい棚田がなくなるのでは」「厳重なフェンスや自動小銃を持った米兵の姿は景勝地にふさわしくない」「戦後、進駐軍がいた時期があった。女性への重大な人権侵害があったと聞く。治安の確保はどうするのか」など、多くの不安の声が出されています。それに対して山田知事は、「受け入れの基準は、住民の安全・安心が確保されるかどうかだ」と強調したようですが、中山市長は「国防上の重要性は理解しており、早急に決断したい」と話したそうです。そして、報道陣から、府として対応を固める時期を問われた山田知事は、「国の概算要求時期である7月、8月まで」と述べたそうです。地元住民からはさまざまな不安の声が出されており、地元以外の市民や府民にも、京都府議会に対しても、まだ説明もされていないもとで、知事や市長が勝手に判断の時期を決めるなど、もってのほかです。
今日は、精華町会議員選挙の4候補の事務所開きをまわってきましたが、初夏を思わせる、汗ばむほどの陽気のもとでの事務所開きとなりました。どこでも、たくさんの支援者がかけつけ、4人の候補者がそれぞれ個性的な訴えを行いました。
ゆうき弘子候補は、新人とは思えない、落ち着いた訴えで、話の中身も聞かせる内容で、さすが教員出身だと思いました。佐々木まさひこ議員は、6期24年のベテラン議員らしく、ライフワークである福祉のまちづくりへの思いを語りました。松田たかえ事務所開きは、クラリネット演奏始まり、文化の香りのする事務所開きでした。坪井ひさゆき議員は、たっぷり時間をとって、ユーモアも交えて、実績と公約を語りました。
私は、いつもの川柳も使って、町民の暮らしと中小業者の営業を守るためにも、京都への米軍レーダー配備計画や憲法改悪など安倍内閣の暴走政治にストップをかけるためにも、4人全員勝利を、と訴えました。
この3連休は、衆議院の候補者の時よりハードでした。さすがに疲れました。しかし、今日の精華町の事務所開き回りでは、どこでも4年ぶりにお会いする方がたくさんおられて、口々に「ずいぶんスマートになられましたね」と言われて、嬉しかったです。また、松田さんの事務所開きでのクラリネットの演奏には、心和まされ、疲れも癒されました。