カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を検討していた中国企業の関係者が不正に多額の現金を日本国内に持ち込んだとされる事件で、特捜部は昨日、外国為替及び外国貿易法(外為法)違反容疑の関係先として、自民党の秋元衆議院議員の衆院第1議員会館の事務所や地元事務所を家宅捜索しました。朝日新聞によると、この現金が秋元議員側に渡った疑いがあることが関係者への取材でわかったといいます。秋元氏は昨年10月までIR担当の内閣府副大臣を務めており、東京地検特捜部はこの現金がIR参入にからんで不正に持ち込まれた可能性もあるとみて調べています。
IR誘致をめざす自治体の担当者は、「不正が事実だとすれば、IRのイメージの悪化につながりかねない」と危ぶんでいるようですが、IR誘致の旗振り役の秋元氏にカジノ企業から不正な金が渡っていたとすれば、イメージ悪化どころか、IR整備推進法の成立過程も見直す必要があるのではないでしょうか。
安倍首相が議長の、政府の全世代型社会保障検討会議は昨日、「原則1割」の75歳以上の高齢者の医療費窓口負担に「2割負担」を導入することを盛り込んだ「中間報告」をまとめました。「桜を見る会」で税金を私物化する一方で、国民には消費税増税を押しつけた安倍政権が、さらなる国民への負担増を押しつけることは許せません!ところで、本来、全世代が対象のはずの社会保障を、わざわざ「全世代型社会保障」という言い方をするところに、世代間の対立をあおる狙いが透けて見えます。
午後3時から、西賀茂・大宮後援会のみなさんと、ハマちゃんカーで地域の公園をまわり、6ヶ所で街頭演説を行ないました。私は、福山和人さんの「くらし応援 すぐやるパッケージ」を中心に訴えました。どこの公園でも、学校から帰ってきた子どもたちが遊んでいましたが、声援を送ってくれたり、熱心に演説を聞いてくれる子どももいました。