トランプ米政権が、「パリ協定」からの離脱を国連に正式に通告。

9月11日に開会した長丁場の9月府議会も、ようやく、明日閉会を迎えます。平日はほぼ毎日作っていた弁当も、今日が最後となります。とはいえ、12月2日には12月府議会が開会するので、弁当作りは4週間足らずのお休みです。

 あまり大きなニュースになっていませんが、台風19号による大雨で、東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物を詰めた袋が、福島県内の複数の仮置き場から河川に流出し、回収が難航しているようです。3週間以上たってもなお、流出した90袋のうち36袋にの行方が分かっておらず、10月末までに回収した50袋のうち25袋は、中身が漏れ出していたそうです。環境省は「自治体と連携し、引き続き捜索を進める」としていますが、河川などへの環境汚染が心配です。

 地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が4日、発効から3年となり、規定に基づき締約国が正式に離脱通告できるようになったとたんに、トランプ米政権は、「パリ協定」からの離脱を国連に正式に通告しました。トランプ大統領が、米国に経済的な不利益があるとして、2017年6月に離脱の意向を表明して以来、中国に次ぐ世界2位の温室効果ガス排出大国として無責任だという国際的批判が寄せられていましたが、トランプ大統領は聞く耳を持たなかったようです。実際の離脱は、通告から1年後の2020年11月4日になるので、大統領選挙でトランプ大統領が敗北すれば、協定に再加入する可能性があります。アメリカ国民の審判に期待したいものです。