萩生田文科相は、昨日の記者会見で、大学入試に導入しようとしている英語の民間試験をめぐり、受験生に「身の丈に合わせて勝負してもらえれば」と述べたことについて、発言を撤回し、「身の丈」という表現を「自分の都合」という言葉に言い変えました。しかし、受験機会の不公平を容認する意味は変わりません。謝罪して、発言を撤回するだけで、文科相を続けるというのは、身の程知らずと言わなければなりません。そこで1句。
「続けたい? 身の程知らぬ 文科相」
京都新聞の夕刊や、夕方のテレビでも報道されましたが、海上自衛隊舞鶴地方総監部で職場体験した京都府舞鶴市内の中学生が掃海艇「すがしま」の機関砲を操作していた問題で、同総監部は本日、舞鶴市役所で記者会見し、生徒たちに実際に機関砲のハンドルやレバーなどを動かし、薬きょうを排出する体験をさせていたことを明らかにしました。同総監部の吉田管理部長は、「働く意義を考える目的で、安全を確認して実施しており、問題はない」と述べ、舞鶴市教育委員会は、「機雷を除去するための機器であり、実弾も入っておらず、問題はなかった」としています。しかし、人を殺傷する能力がある銃器を、公教育の場で生徒に使用させることは、大問題です。
今夜は、大将軍学区後援会主催の「こんな京都にしたいなア 懇談会」に、井坂市議とともに参加しました。私は、防災対策、「原発マネー」環流問題、水道事業の広域化・民営化についての府議会での論戦を報告しました。井坂市議は、門川市政3期11年で明らかになったことを報告しました。その後の懇談では、市バスの渋滞問題や嵐電白梅町駅改修にともなうバス路線変更問題の議論が噴出しました。また、「今回の原発マネー問題に腹が立って、関電から生協に切り替えた」「水道料金を滞納して水道を止められた、という話を聞いた。民営化されたら、もっとひどくなるのでは」などの声も出されました。