連日のように地震が相次ぐ日本に、原発が集中立地していることは異常です。

昨日の朝、中国四川省で起こったマグニチュード7・0の大地震による死者は、少なくとも180人にのぼり、負傷者は1万人をこえると伝えられています。日本でも、1週間前の淡路島を震源地とする震度6弱の地震以降、連日のように、震度5前後の大きな地震が相次いでいます。地球全体がおかしくなっているのではないかと不安になります。とりわけ、昨日の非核の会の市民公開講座で和田武さんも強調されていましたが、地震列島の日本に54基もの原発が集中立地していることは、国際的に見ても異常であり、危険きわまりないと言わなければなりません。

今朝の京都新聞に、昨日の「非核の政府を求める京都の会」が主催した、和田武さんの講演会の記事が、写真入りで紹介されています。昨日の総会でも強調されていましたが、「非核の会」では、マスメディアへの発信に努力をされています。確かに、大手のマスメディアの世論操作とも思えるようなひどい報道に対しては、厳しく批判していかなければなりませんが、現場の記者のみなさんは、いい記事を書こうと頑張っているわけで、いいとりくみなどをどんどん発信していくことも大事だと痛感します。

午前中は、待鳳健康友の会の第53回総会に、井坂市議とともに参加しました。来賓あいさつの中では、この間の被災地支援の経験と大きな地震が相次ぐ状況もふまえ、被災地支援と原発ゼロのとりくみの重要性を訴えるとともに、米軍レーダー基地配備をめぐる情勢を報告し、配備撤回の運動への協力を呼びかけました。この中で、三つの川柳「線量計 はかり知れない 胸のうち」「Xハバンド リーダー誰と 問う娘」「なさけない つがるにすがる 山田知事」を紹介しましたが、大いに受けました。

午後は、居住支部のみなさんと地域をまわり、7月の参議院選挙での支援を訴えるなかで、4人の方が「赤旗」日曜版を購読してくれ、2人の方が後援会ニュースを読んでくれることになりました。ある女性は、「双子の孫が、この春そろって私立大学に進学し、学費が1人250万円、2人で500万円もかかる。娘夫婦の安い給料ではとても払えない」と話されました。ある衣料品店の男性は、「今年に入ってから売り上げが減っている。ガス代や水道代があがり、働く人たちの給料が上がらなければ、私らの店では買い控えがおこる。このうえ来年4月に消費税があがったら、正直、店をたたむしかない」と話されました。まさに、「アベノミクスはどこの国の話」という状況であり、安倍内閣の暴走と破たんの実態が示されています。

わが阪神タイガースは、ルーキー藤浪投手の好投と新井兄弟の活躍で、ヤクルトに5対0で完勝、2年ぶりに4連勝を飾りました。一方、首位を独走する巨人は広島に延長11回5対4でサヨナラ負けを喫したので、ようやくゲーム差が縮まりました。ところで、阪神の藤浪投手は、高校時代から甲子園球場で負けなしということで、甲子園の申し子のような選手ですね。