昨日の淡路島を震源とする地震では、幸い死者はでなかったようですが、1200戸を超える住宅が損壊したとのことです。新聞報道によれば、淡路島内の自治体では、被害状況を把握するために、自治体職員が全戸を訪問する調査や住民からの聴き取り調査を始めているそうです。昨年夏の京都南部の豪雨災害の時にも起こりましたが、市町村合併や土木事務所の統廃合などで、職員が激減していることが、災害対策に支障をきたすということが各地で起こっています。自治体リストラでなく、自治体職員の拡充こそ、必要ではないでしょうか。
午前中は、上賀茂健康友の会の定期総会に、玉本市議とともに来賓として参加し、連帯のあいさつを行いました。私は、川柳も使って、東日本大震災と福島原発事故からの復興と原発ゼロのとりくみ、Xバンドレーダー基地配備反対のたたかいについて報告しました。あいさつを終えると、退席して、「京都まつり」に参加するために、宝ヶ池公園に向かいました。
京都まつりは、暖かい陽気の好天候にも恵まれ、絶好のまつり日和の中、1万2千人がつどい、ほとんどの模擬店が完売したようです。倉林明子参議院京都選挙区予定候補は、各後援会のテントを駆けめぐり、正午過ぎには、北区・上京区の後援会のテントで、力強く決意表明を行いました。
京都まつりの沖縄・平和連帯コーナーでは、青森・東奥日報の斉藤光政記者の「米軍Xバンドレーダーの配備の背景、問題点をさぐる」というお話と質疑応答が行われました。斉藤記者は、なぜ経ケ岬にXバンドレーダー基地を配備するのか、アメリカのねらいを明らかにするとともに、つがる市では米軍基地再編交付金を年間3億8千万円も出して反対できない状況がつくられたことなどが報告されました。私も、環境アセスについて、青森の車力ではどうだったのか、質問しました。斉藤記者によると、「米軍基地を新設する時には環境アセスが必要だが、車力の場合、自衛隊基地内にレーダー基地をつくったので、環境アセスは必要なかった。しかし、青森県が環境アセスを要求し、防衛庁(当時)は、技術的にむつかしいということで、米軍が行った調査結果をそのまま受け入れて、公表した」とのことでした。
「京都まつり」から帰ってきたら、阪神対DeNA戦が最終回を迎えており、新守護神の久保投手が最後のバッターを外野フライに仕留めて、阪神がまたしても4対0の完封勝利。高卒ルーキーの藤浪投手がプロ初勝利をおさめました。一方、巨人もまた勝って、早くも独走態勢に入っています。しかし、巨人は阪神以外のチームには負けなしということですから、巨人が強いのではなく、阪神以外のチームがだらしない、ということではないでしょうか。